風邪やインフルは大丈夫だというのに、もっぱら胃腸の調子が悪くなる。
あれほど好きだった焼肉も誘われると「うれしい!」の前に「大丈夫だろうか」が頭に浮かぶ。
先日の土用の丑の日も「うなぎどうしようか」と一応家族に相談したが、同じように胃腸の調子を崩していたので「我々はまずうなぎを食べるだけの体力をつけないとならない」と1人前のそばを2人でシェアして家族会議を終えた。
喜びは倍に、悲しみは半分に、的な感覚で。
現地の知り合いから使い切るにはエクラ世代になっていそうな量のスパイスを数種類もらったのをきっかけに、自分でも各国に行っては使えそうなスパイスを集め始めた。
スパイスにさらなる興味が出たのは、このブログでも紹介した「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」を読んだのも大きな要因と言える。
本では、カレールウについて「何が入っているかわからないもの」という表現をしていた。
それがどうにもこうにも気にかかっており、カレー=ルウを使うという発想をやめてみたいというのがあったのだ。
おかず数種類、ピクルス、ランプライスなどちょっと特殊なメニューの回ね、と先生が言うくらいのレッスンを受けている。
自宅で復習しょうにもランプライスはおかずを数種類作るのに3時間はかかる、先生も「感覚としてはおせちよね」と言っていたくらいの手間ではっきり言って復習は面倒だな、というところに本屋で見つけたのがこの本である。
インドカレーか。
手に取ってぱらぱらと読んでまず目に飛び込んできたのは筆者の印度カリー子さんはカレーを365日食べ、一年で7キロ痩せたという。
スパイスは胃腸をはじめ内蔵機能を高めるだのなんだのと欲しかった文字列を確認できた。
本書はマンガの構成で、わかりやすい。
曰く、必須スパイスはたったの3つ。
具材に合わせて必須スパイスに組み合わせる水分を水にするか、ココナッツミルクにするか、といったわかりやすい方程式を紹介してくれていた。
これなら自宅に保管してあるスパイスで間に合うし、調理時間も10分から20分くらいで簡単な上に一番気になっていた「何が入っているかわからない」が全くない。
スパイスカレーは最近のブームのようで、いろんな雑誌も特集をしている。
ひとまず本を買って満足してしまった私だが、材料はそろっているので後は作ってみるかという元気が出るのを待ってみたい。
なんじゃそりゃ。
カレー好きにもそうでない人にもとってもおススメの本です!