宙組・愛月ひかるさん「休日は、朝から晩まで自宅で宝塚鑑賞」【宝塚スターの幸福時間】

2017年2月11日
観客に夢と高揚感をくれるスターたち。その彼女たちにとっての、幸せな時間とは?舞台では見られない、素顔を少し拝見!

2歳から宝塚ファン。たくさん観てきたことが、今、舞台に役立っています

 華やかさと男らしさが同居する舞台姿で、観る人をキュンとさせる正統派の男役。さらに、個性的な役どころでも新しい一面を見せ、その“引きつけ力”は増すばかり。

 そんな愛月さんの幸福時間は、宝塚作品に浸りきる休日。
「お気に入りのソファに座り、ひたすら、宝塚のDVDや録画したタカラヅカ・スカイ・ステージ(=宝塚歌劇専門チャンネル)を観るんです。はっと気がつくと夕方になっていて(笑)。好きな飲み物を飲みつつ、引き続き夜遅くまで観続けるのが至福のひと時です」

 なによりも宝塚が好き。ファン歴は2歳からという筋金入りだ。
「祖母と母が宝塚が大好きで、私も小さいころから一緒に観ていました。子供ながらに、ショーよりお芝居に興味をもったらしく、しかも、軽やかなコメディよりも、重めの悲恋ものなどドラマティックなお芝居が好みだったようです。『うたかたの恋』や、日本ものですと『花の業平』や『我が愛は山の彼方に』など、何度となく繰り返し観て、飽きることがありません」

 子供時代からの膨大なインプットは今、舞台に生きている。
「台本を読んだ時、演出家の先生から『キャッチが早い』と言っていただくことがあるのですが、もしかしたら、これまでに観てきたことで舞台の全体像を頭の中で描けるのかもしれません。男役の動きや表現も、たくさん観てきたものが自分の頭の引き出しにいろいろ収まっていて、この役はこんな雰囲気かなと、自分の芝居に表れてくることがあるのかもしれません」

 宙組を支える主要メンバーとして、男役を極める思いは熱い。
「昨年、『エリザベート』で暗殺犯・ルキーニ役をやらせていただいた経験が大きかったです。ルキーニは闇に惹かれ、闇の側に落ちていく。人間の暗い面を見せる役です。これまでは漠然と品格のある男役になりたいと思っていたのですが、品格をもちつつ、ワイルドな男っぽさや人の心の奥深さを表せるようになりたいと思うようになりました。女性が男性を演じる宝塚だからこそ、観る人が共感できる男性像を描き出すことが、男役としての自分の使命だと思っています」
Profile
あいづき・ひかる
千葉県出身。2007年、宙組に配属。主な出演作に『TOP HAT』『王家に捧ぐ歌』『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』『エリザベート―愛と死の輪ロンド舞―』などがある



Next Stage!
©宝塚歌劇団

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スーパー・レビュー 『VIVA! FESTA!』

浅田次郎原作の小説を舞台化。ルイ14世が残した『王妃の館』は今や経営難に陥った高級ホテル。そのホテルで作家・北白川右京、旅行代理店の女性社長・桜井玲子らが繰り広げる騒動がコミカルに描かれる。主演:朝夏まなと 実咲凜音
2017年2/3~3/6:宝塚大劇場 3/31~4/30:東京宝塚劇場

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