働く40代を応援!新時代のEC連動メディア

最小労力で最大限のキレイを得るには?【40代のエロスとヘルス 神崎恵×小田切ヒロ 大人のカウンセリング室】

今回は、育児と仕事でお手入れの時間が取れないと悩む女性から。経験者でもある神崎さんはどう答える?

「親身な回答がしみる」と評判の「大人のカウンセリング室」。神崎恵さんと小田切ヒロさんのおふたりが、交代で読者のお悩みに答えます。今回はエイジングの受け止め方について。


お悩み:「最小労力で最大限のキレイを得るには?」

一昨年に第1子を出産して、1年間産休・育休を取り、この春に仕事に復帰。現在、子育てと仕事で毎日がいっぱいいっぱいです。出産前は、"美容大好き"な私だったのに、今は自分の"キレイ"に手をかけることが全然できなくて……。通勤帰りの電車の窓に映る顔を見るたびに、「ああ、みすぼらしいおばさんっぽいな」と悲しい気持ちになることもしばしば。なんとかこの疲れた、みすぼらしい自分から脱却したいと願っていますが、やはり手をかける時間も気力もなく(それよりは少しでも長く寝ていたい……)。子育てもお仕事もしながらキレイでいられる神崎さんは本当にすごいな、と尊敬しています。とはいえ、神崎さんのように手をかけたケアは今の私には無理。虫のいい話なのですが、こんな時間も気力もない私が、最小労力で最大限のキレイな私、になるためには、何をしたらいいのでしょうか。
(40歳・会社員・既婚・子供1人)
回答者はこの人! 神崎 恵さん

回答者はこの人! 神崎 恵さん

美容家。アトリエ「mnuit」主宰。大人ならではの美しさはアラフォーの憧れ。『この世でいちばん美しいのはだれ?』など著書も多数。毎年好評のSCHEDULE BOOK 2020も発売中

■神崎恵さんの回答:手をかける時間とキレイはイコールでないと知って

 実は私、スキンケアに時間はかけてないんですよ。毎日1分くらいかな。洗顔して、美容液つけて、クリームで終わり。気力がある日はマスクやスクラブもしますが、この3ステップがスタンダードです。大人にとって必要なのは、美容液とクリーム。美容液はエイジングケアか美白ものを。さらに大人の肌にはとにかく油分、なのでクリーム。使い古した革のソファに油を塗るのと同じで、クリームをつければ、わかりやすくシワが消えて、ツヤも出ます。ベタベタするからイヤなんていっていないで、肌の調子が悪い時こそ、クリームの出番! だから、ベッドサイドに美容液とクリームを置いておいて、どんなに気力がない夜でも、最低限それだけは塗ってから寝られるようにしています。

 私も長男を出産したころには、このかたと似た状況でした。若かったけれど、顔が土色でパサパサで。だけど、お手入れする時間はもちろん“気力”がない。そして鏡で土色の顔を見て、さらに滅入って……。そこでどうしたかというと、思いきって当時話題だったドゥ・ラ・メールのクリームを買って、それだけを塗るようにしました。すると肌が明るくなって、手ざわりも変わって、自信もアップ。改めて美容と向き合う気力がわいてきたんです。だからまず「フルライン使ってていねいにケアしないと絶対にキレイになれない」という考えは捨てて。手をかける時間とキレイを結びつけて考えないことです。できるだけ楽な形で「自分の可能性を信じられる」よう、使う化粧品を工夫する。例えば美容液なら1万円以上のものを買うと、実感が得やすくなるから、惜しまず投資。「これを塗ったら絶対に肌がよくなる」という夢や安心感も含めて買うんです。効くと思って使うと違うし、毎日、効いているかどうか確かめたくなるし、そうして「肌がよくなった」と思えたらしめたもの。

 女なら、鏡を見て悲しくなる瞬間があること、よくわかります。私も今でも、「自分がみすぼらしいな」と思う日はいっぱいあります。人間ですものね。ただその気分に浸り続けていても何も変わらないから、そういう時は「そろそろ本気出すか、私。出せばすごいんだから」と思う(笑)。元気が出るし、心にゆとりが生まれます。また何も手を打たなければ、みじめになる一方なので、肌がキレイに見えるファンデーションを使ってみるとか、似合う服を着てみるとか、あの手この手でみじめさから抜け出す方法を探すといい。育児中なら、だんなさんに2〜3時間お子さんを見てもらって、自分だけの時間をもつのもいいかもしれませんね。

 大丈夫、子育ての時期は思っているよりずっと早く過ぎていきます。私なんて、昨日産んだと思うくらいなのに、子供は19歳ですから(笑)。「そろそろ本気出す」と思いながら、心を楽にもって、今を賢く乗りきってくださいね。

■美の処方箋:「これだけつければ大丈夫」な クリームを手に入れる

〜 ドゥ・ラ・メールの クリーム 〜

神崎さんの肌を救ったクリーム。海藻成分の力でうるおい、キメ、ハリ、透明感を。定番のこちらのほか、柔らかいタイプのテクスチャーもあり。
【用法】
1日2回
お手入れの気力がない日に
ドゥ・ラ・メール
クレーム ドゥ・ラ・メール 60㎖¥36,000(15㎖¥10,000など全5サイズ)/ドゥ・ラ・メール
【Mariol12月号2019年掲載】撮影/八木 淳(SIGNO/人物) 取材・文/入江信子 構成/原 千乃

Shopping News トレンドがわかる、買える!

AND MORE

What's New 新着記事

AND MORE

美女組Blog 毎日更新中!

AND MORE

Recently Checked チェックしたアイテム

    AND MORE

    Feature 編集部のおすすめ記事

    ×

    この記事をクリップしました!