☆教えてくれたのは・・・
ウォブ クリニック 中目黒 総院長。その人の肌に合わせた化粧品選びから最先端の美容医療、インナーケアまで、その豊富な美容知識で肌トラブルを解消してくれると評判。
■春の肌ゆらぎは 冬の間から始まっている !?
「春になると外気の変化が急激に起こります。気温も湿度も上がりますが、気温に比べて湿度はそれほど上がらず、その差に肌はとまどい、バリア機能が低下してしまうのです。肌は外気と体の中の境界線。バリア機能が低下すると花粉やPM2.5などの影響も受けやすく、赤みやかゆみ、カサつきといった肌トラブルが現れます」と髙瀬聡子先生は言う。
また、春になる前、冬の環境もバリア機能を低下させる要因に。「冬は暖房や乾いた外気に肌の水分が奪われ、インナーまでドライに。寒いからといってお湯で顔を洗っていると、肌のうるおいを保つ皮脂膜やNMF、細胞間脂質が流出して、肌の基礎体力を下げてしまいます。さらに、冬の寒さは体温を奪い、血行や免疫力まで低下させることに」と髙瀬先生。冬の間から肌ゆらぎが始まっていたなんて驚き!「春のゆらぎを回避するには、冬の間に肌体力を落とさないことが大切です。そこで、落とすケアを見直して、しっかり保湿。代謝を上るケアも加えて、肌を守る堤防を積み重ねておきましょう。肌体力は一度落ちてしまうと元に戻すのが大変! 今のうちにバリア機能を強化していけば、春の外気の変化にも負けない肌に」と髙瀬先生が言うように、春のゆらぎ対策は先手必勝! 早速、今日から正しいケアを始めてみよう。