ツヤ肌全盛の昨今ですが、ベースをしっかり仕上げないとツヤよりもアラが目立ってしまうアラフォーの肌。ツヤを犠牲にしてもおしろい、使いたくなりますよね。ただ、おしろいの“質”に妥協してしまうと夕方にはバッサバサ……なんていう失敗も。かくいう私も、アラを飛ばすために使ったパウダーがどうやら乾くタイプだったらしく、目の下に稲妻のように激しい乾燥ジワが出る大失敗を先日やらかしました。
そこに現れたのが、カバーマークから先月発売されたばかりのモイスチュアコート ジェル。こちら、おしろい=粉という常識を覆し、水分80%のジェルで仕立てた全く新しい“ジェルおしろい”なんです。
目指したのは水中花のような美しさ。乾いた草花の表面には微細な凹凸があり、光があたると表面の拡散反射によりマットに見えてしまう。だけど水に濡れた草花、つまり水中花は表面の凹凸が水で満たされることで一定の方向に光を反射できるようになり、つややかに見えるんです。しかも草花の奥まで光が入り込み奥行きのある輝き、つまり透明感までが備わって美しさがアップ! そんな水がもたらすツヤ感を肌でも再現してくれるというわけ。そういえば、ハーバリウム(あれはオイルだけど)も、ドライフラワーがツヤツヤ、色鮮やかに映えますよね。これは使わないと!(←単純)
モイスチュアコート ジェルは専用のパフつき。分厚くてふっかふかです! チークやハイライトなど肌づくりが完了したら、いよいよジェルおしろいの出番。
容器は安心のエアレスポンプ。上部に指をかけて押し下げると、半顔分の適量が出てきます。よーくパフになじませてから、トントンと軽く押さえるようにして肌にオン。厚みのあるパフのおかげでムラなく均一に、まるで美容液のようなうるおいのヴェールがかかります。ベースメイクをピタッと密着させてくれて、手触りもつるん。とっても気持ちいい仕上がり!
肌にのせると余分な水が揮発し、ネット状のヴェールを形成し均一に肌に密着。これが水中花効果! ウォーターフィルムによって光をきれいに反射できる、なめらかな肌を演出してくれます。しかも時間が経ってもヨレたりはがれたりせず、肌の水分蒸散も防いでくれる……なんてありがたい!
大事な“見た目”ですが……おしろいと言うものの、ほんのり光のヴェールをまとったような仕上がり。でも、表面のなめらかさがぐんとアップしているので、肌がパーッと若々しく、とても明るく見えるんです。しかも合わせるファンデーションはリキッドでもパウダリーでもOK。メイクもちもツヤもアップしてくれて、乾燥までケアしてくれるジェルおしろい、一度使ったらきっと手放せなくなりますよ。
モイスチュアコート ジェル 35g(専用パフつき) ¥5000/カバーマーク
- WEB美容エディター 原田千裕
- ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。