世界三大医学のひとつとされるアーユルヴェーダ。5千年以上の歴史を持ち、ヨガや瞑想・呼吸法などなど、生活に取り入れている方も多いかもしれません。ただ、アーユルヴェーダを全面に押し出したコスメって、あまりないですよね。
ところが、いいもの見つけちゃいました。それがこのARYURVIST(アーユルヴィスト)。アーユルヴェーダ・アドバイザーの資格を持つ2人の女性が立ち上げたブランドです。コンセプトは「アーユルヴェーダを気軽に毎日へ」。その言葉の通り、本当に手軽に使える3品が現在ラインアップ。
最新作はこちらのナイト オイルパック。オイルパックという新ジャンルにまず興味津々ですが、パッケージにあるように“塗ったまま眠れる”というところが、また魅力。
配合されている成分もただものではありません。ホワイトセサミオイルなどエイジングケアにも効果的な4種のオイル、さらに“若返りの果実”とも言われ、アーユルヴェーダで数千年も前から大切にされてきた3大果実「トリファラ」(アムラ・ヒビタキ・ハリタキ)を含む希少な11種類のエッセンスを配合。くすみや小じわなど、エイジングサインへのアプローチも期待大!なんです。
ちなみに、アーユルヴェーダにはヴァータ・ピッタ・カパという3つのドーシャがありますが、こちらはアーユルヴェーダの理論に基づいて全ての体質にフィットする成分をセレクトしているとのこと。さすがスペシャリストメイド!
使い方はいたってシンプル。夜のスキンケアの最後に、さくらんぼ大の量を肌が隠れる程度の厚さにのばして眠るだけ。塗った直後はちょっとベタつきがありますが、オイルのヌルヌル感はありません。しばらくするとベタつきもおさまり、肌にぴたりとシールドを貼ったような守られている感が。この被膜感は翌朝まで継続。すなわち、洗顔で洗い流してフィニッシュ!というオーバーナイトケアなわけですが……洗顔後の肌にちょっと「お!?」と嬉しくなりました。
まず思ったのは、肌の質感がガラリと変わったこと。毛穴が目立たず、キメが整ったことでサテンのようななめらか質感に。あのシールドで、一晩中スキンケアのうるおいを押し込んでくれたんでしょう、うるおいや透明感も上々で、日中のテカりも抑えられたような……。1回でこの手ごたえは恐るべし。スキンケアの最後にワンステップ加える価値、大いにありです。
もうひとつ、「お!?」と嬉しい驚きを感じたのはこちらのアビヤンガ ボディウォッシュ。アーユルヴェーダのオイルマッサージ、アビヤンガを毎日のバスタイムで実践できる逸品です。浸透力の高いセサミオイルに“肌を蘇らせる”といわれるアムラ、抗炎症や血行促進の働きをもつゴツコラなど9種のエッセンスを配合し、全身にアーユルヴェーダハーブの成分を行き渡らせてくれます。
こちらも使い方は簡単。3、4プッシュを全身になじませてマッサージしながら洗うだけ! オイルというよりリキッド状なので、まんべんなく広がりマッサージもスルンとらくちん。ちなみにこちら、泡立たないボディウォッシュです。
で、あとは洗い流すだけなのですが……その後の感触が秀逸。シャワーで流しても、うるおいのヴェールだけがちゃんと肌に残るんです。だからお風呂上がりのケアいらず! 指先からかかと、背中などなかなか行き届かないパーツまで保湿できるのは本当にありがたい。あ、そうそう。オイルなのにバスルームの床にヌルヌルが残らないのも、私的には高ポイントでした。
ちなみにもうひとつのアイテム、バランシングオイルはハーブオイルとエッセンスウォーターがひとつになった2層式の保湿ミスト。顔にも髪にも身体にも、全身いつでもアーユルヴェーダのエッセンスでケアできる1本です。気がつくと乾いているデコルテや手もとなどにサッとひと吹きすればサラリと、でも確実に保湿してくれるのでデスクに置いておくと、きっと役立ちます。
ちなみに香りはすべてイランイランが基調。心まで届いて、かぐだけで女っぷりが上がりそうなこの精油のセレクトも絶妙です! さらに嬉しいのは、いずれもプライスが3千円台ということ。1アイテム試したら、他もきっとトライしたくなるはずなので、このプライスは嬉しい限り。
まもなく12月。ますます多忙な日々に向けアーユルヴェーダのチカラを借りて、手っ取り早くエイジングケア&ワンランク上のきれいを手に入れちゃいましょう!
アーユルヴィスト
アビヤンガ ボディウォッシュ 500mL ¥3600、バランシングオイル 100mL ¥3000、ナイト オイルパック 100g ¥3500/minimun
*ナイト オイルパックは12/2(月)発売予定・先行予約受付中
- WEB美容エディター 原田千裕
- ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。