風呂敷からドレスアップまで。 旅で欠かせないスカーフ使いとは【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #01】

ファッションエディター坪田あさみさんのオリジナル新連載がスタート!アラフォーへ向けて、ファッションや生活雑貨、インテリアまで、普段から坪田あさみさんが愛用しおばあちゃんになっても使いたいと思っている「超私的な名品たち」をご紹介します。今回は、「スカーフ」について。
坪田あさみ エディター・ライター

坪田あさみ エディター・ライター

大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、WEBを中心にフリーランスのエディター・ライターとして活躍。移住した逗子ではオムライスとオムレツサンドの専門店「SUNDOWNER 東京オムレツ」を経営する。
Instagram @asamit1201、@sundownertokyoomuretsu
アラフォーになってから便利な都心を離れ、海のそばの湘南地域に移り住んだ私は、少しずつファッションやライフスタイルに対する考え方も変わってきました。

「素敵な大人」ってどんな人だろうと考えた時に、“ファッショナブル”であることよりも、その外見を裏付ける充実したライフスタイルを持つ人に強く惹かれるように。アラフォーってそういうお年頃かもしれません。

着こなしで言えば「その人らしさが滲み出ている」こと。トレンドや定番を上手に組み合わせてアップデートしながら鮮度は保ちつつ、個性のあるスタイルは決してブレない。知性のある生き方や優しさが透けて見えるような人。

このブログでは「ちょっと先にある理想」を作るパーツを探しながら、皆様と情報を共有していけたらいいなと思っています。

第1回目はわかりやすい名品「スカーフ」から始めたいと思います。

アラフォーにとって20代のエルメススカーフブームでお持ちの方も多いと思います。私も20代前半にどなたかのパリ土産でいただいたのがファースト・カレ。たいしてうまく使いこなせず長くタンスの肥やしになっていました。

ところが40代の私にとって、今やスカーフは自分的定番に昇格。おばあちゃんになっても使いたい名品と思っています。日常使いはもちろん、先日訪れたNYにも何枚か持って行き、大変重宝しました。
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▲冬のNYでの防寒第一の着こなしで軽さを出すのにピンクのスカーフが活躍。
スカーフ/マーガレット ハウエル・コート/ピレネックス・ニットワンピース/トゥモローランド・パンツ/アクネ ストゥディオス・スニーカー/ナイキ・バッグ/キャバン
まず旅先にスカーフを持って行く大きな理由は、重さがないに等しいので何枚でも持って行けること。そしていろんな使い方ができるので、着回しが中心の旅先ではすごく合理的なこと。

まず出発前のパッキングでは、私はスーツケースの中の衣類を包む風呂敷代わりにします。特に90cmの大判タイプは、かさばるニット類をコンパクトに包みやすいベストサイズ。ホテルに着いたらスカーフをほどき、荷物をドゥロワーやクローゼットにしまい、その後は小物として活躍させます。上質なシルクなら長時間荷物をぎゅっと結んだ後でもシワはほとんど残りません。
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▲スーツケースの中の服はスカーフを風呂敷代わりに。タンスの肥やしにするぐらいならどんどん使いましょう!

そして旅先で着こなしに取り入れる時のお気に入りは頭に巻くこと。

なぜなら旅先には荷物になるヘアアイロンやスタイリング剤をあまり持って行きたくないので、手抜きになったヘアスタイルを隠すのにちょうどいいから。帽子でもいいのですが、帽子は高さがありかさばりますよね? 室内で脱ぐ面倒くささもありません。私はまだそこまで白髪がないのですが、スカーフは生え際隠しとしても使えそうです。

冬はダークな色のアウターなど地味色が多くなりがちなので、スカーフで差し色をプラスすれば、全身が軽やかに見えバランスもよくなります。同じ上下の服でもスカーフで印象を変えられますし、その日の気分で色を差すこともできます。夜、ちょっといいレストランで食事をする時にも、一枚あるだけで簡単に華やかになるので、素敵な場所の雰囲気を旅行者コーデで壊さなくて済みます。限られた服しかない旅先ではこれがとてもありがたい! 
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▲スカーフの柄に迷ったらバンダナ柄がおすすめです。コンサバになりすぎません。

ちなみに王道の使い方として首にくるっと結ぶ方法がありますが、昭和顔の私にとってTシャツの上でもまだハードルが高く、今は頭にターバン巻きか、バッグに結んで垂らすくぐらいがちょうどいい(つまりラフさがないと似合わない)。いつかグレイヘアになったら、シンプルなTシャツに小さく巻いて楽しみたいと思っています。

カレ以外のスカーフも何枚か愛用していますが、やはり巻きやすさ、サイズ感、色柄の豊富さではエルメスが最高です。

多分私たちがおばあちゃんになってもエルメスのスカーフは間違いなく名品中の名品のはず。着物と同じで普段から使いこなしていないと、こなれた雰囲気を醸し出すことはできません。またどんな色が自分に似合うかもわからないままです。「頭に巻くなんて!」「派手なスカーフはやっぱり難しい」と思っている方も、旅先から少しずつ慣れてみてはいかがでしょうか。おしゃれの幅もきっと広がっていくと思いますよ。
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▲色柄を目立たせたくないならモノトーンが便利。全身をすっきり見せてくれます。

掲載されたアイテムはすべて坪田さんご本人の私物です。現在は販売されていない場合もありますので、ご了承ください。

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