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10年スタメンで活躍するアウターが欲しいなら、 デザイン以上に「軽さ」と「暖かさ」を重視して!【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #02】

ファッションエディター坪田あさみさんがアラフォーに向けて「超私的な名品たち」をご紹介するコラム。今回は、坪田さんが冬のおしゃれで大事にしていることのひとつ「アウター選び」について。
坪田あさみ エディター・ライター

坪田あさみ エディター・ライター

大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、WEBを中心にフリーランスのエディター・ライターとして活躍。移住した逗子では夫と共にオムライスとオムレツサンドの専門店「SUNDOWNER 東京オムレツ」を経営する。
Instagram @asamit1201、@sundownertokyoomuretsu
アラフォーになってますます実感するのは洋服は「着ていて楽」が、ファーストプライオリティになっているということ。朝出かけるときは大丈夫でも、夕方には疲れてしまう服や靴はもう身につけられなくなっています。悲しいことに人はそれをBBAと呼びます(笑)。

私は常日頃「機嫌よく」「人に優しく」「穏やかでいたい」と思っているので、体調がよいこと、そして心に余裕がある状態がベスト。

しかし、冬はただでさえストレスフル。風邪をひきやすく腰痛持ちな私は、常にあったか系インナーを着用し薄着はNG。タイツも欠かせないので足元のおしゃれも制限されます。エディターの仕事はパソコンや資料など荷物も多いですし、東京までの通勤時間も長い私は、いちいち着るもので疲れていられないのです。
 
そんな中でも何とかおしゃれをするために大事にしているのが冬の主役であるアウター選び。もちろん軽くて暖かいダウンが最強ですが、毎日ではさすがに飽きるし、タウンユースでダウンを着こなすのは意外と難しく、おしゃれにも限界があるのが本音です。

そこで今シーズンこそおすすめしたいのがムートンのコート。特に最近のムートンの進化は素晴らしく、まるでダウン並みに軽くて暖かく、そしておしゃれ!
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▲私の場合、ムートンを女らしく着ようとするとたちまち古臭くなります。できるだけカジュアルにコーディネートするがマイルール。
コート/ブランカ ニット/エリン パンツ・ピアス/トゥモローランド バッグ/ドゥロワー スニーカー/コンバース
私ももちろんこれまでもムートンのコートは持っていました。それでもやっぱり今シーズン買ったものと比べると重かった!

私が買ったのは「ブランカ」というブランドもの。大手セレクトショップなどで購入できます。これ、昨今の技術の進化でしょうか、もうびっくりするぐらい軽いんです。

室内で脱いで持ち歩いても全くストレスに感じません。さらに表革とのリバーシブルというおまけ付き!表面はなんとも絶妙なグレージュがドンピシャで今っぽい。そして袖周りがゆったり作られているので、厚手のドルマンスリーブニットもインナーダウンもレイヤードOK。つまり極寒の2月ももちろん着られる!これはもう即決でした。
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▲袖周りのゆったり感がポイント。これならインナーダウンやローゲージニットを重ねてももOK、モコモコ着膨れしません。
これまで20代からずっと買ってきた歴代のアウターたちを振り返っても、生き残っているのは、やはり軽くて暖かいもののみ。

たとえ少し重くても「欲しい!」と惚れ込んで買ったものや、憧れのハイブランドのものなど、スタメンだったのは買った年の1年目のみ。2年目からは出番が減り、3年目には着なくなっているのです。

一方、軽くて暖かいものは10年スタメン当たり前、たとえシルエットが今っぽくなくなったとしても20年近く経ってもまだ手放したくないと思っています。
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▲内側は表革がレザーになったリバーシブル仕様なので、脱いだ時に裏返してもとっても美しいんです。

冬のコートに限らず、ライダースやトレンチコートも同様。値段が高いからと言って軽いわけではないし、どんなにカッコいいデザインでも重いものはずっと重い!その事実は絶対に変わりません。レザーがハードで本格的すぎるものも、もう身体に馴染むまで耐えられず、次第に着なくなり手放してしまうのです。
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▲軽さと着心地の良さはカーディガン並み、見た目のヴィンテージ感もお気に入りで10年選手のライダースはS.W.O.D.のもの。同じものを買い足して、おばあちゃんになっても着たいほど愛用。

ただでさえ寒さで肩が凝る季節に、重いアウターとニットを肩から背負って一日を過ごすなんて私にはもう無理。なのでアウターには「軽さと暖かさだけは妥協しない」というルールを課しています。逆に言えば、そこをクリアし気に入ったデザインがあれば、多少値が張ったとしても清水買いOK!

年を重ねればますます快適さの重要度は上がってきます。アパレル業界の技術の進歩も味方につけつつ、長く愛せるワードローブを少しずつ揃えていきたいですね。

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