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歯と歯茎の健康を守るためには必須!歯磨きアイテム、どう選ぶ?

歯磨きアイテムの選び方や使い方も、歯と歯ぐきの健康を守るために知っておきたいことのひとつ。どんなものがいいかを清水先生に教えていただいたのでご紹介
東京国際クリニック歯科院長 清水智幸先生

東京国際クリニック歯科院長 清水智幸先生

近代歯周病学の生みの親であるスウェーデン・イエテボリ大学のヤン・リンデ名誉教授と、日本の歯周病学の第一人者、奥羽大学歯学部歯周病科・岡本浩教授に師事。著書に『歯周病は1日で治せる!』(文藝春秋)がある

歯ブラシは電動か、柔らかめで

電動歯ブラシなら歯垢除去率が手磨きの22.6%※アップ!
「自分の手で歯ブラシを使って磨くと、器用さやていねいさなど、使う人によって磨き方に差が出ますが、電動歯ブラシなら歯にブラシがきちんと面で当たっていれば誰でも上手に磨けるのでおすすめです。手磨きに比べて歯と歯の間の歯垢除去率が22.6%ほど高くなるというデータもあり、短時間で磨けるのもメリット。普通の歯ブラシの場合は、歯の表面や歯ぐきを傷つけない、柔らかめの歯ブラシを選びましょう」
※ (Rapley J.W.&Killoy W.J., 1994)

電動歯ブラシ

(右)歯科医師推奨の「音波振動ヨコ磨き」で歯垢を徹底除去する電動歯ブラシ。ドルツ EW-DL35(青)¥11,000(編集部調べ)/パナソニック 
(左)力が入りすぎるとランプと振動で教えてくれる機能つきで、電動歯ブラシ初心者でも強く磨きすぎず安心。超音波水流で歯のすき間や奥歯の歯垢までしっかり除去。ソニッケアー プロテクトクリーン〈プラス〉パステルピンク(オープン価格)/フィリップス



歯磨き粉は『高濃度フッ素配合』を

フッ素含有量が1500ppmに近い歯磨き粉を選ぶのがおすすめ

「歯磨き粉を選ぶなら、歯の質を強化し、虫歯予防に効果がある"フッ素"の含有量が1500ppmに近い数値のものにしましょう。そして高濃度フッ素の歯磨き粉を使う場合、歯ブラシの端から端までしっかりと量をつけて磨き、できたらしばらく歯にのせている時間をおくのがおすすめ。そうすることでフッ素の効果がより得られます」

歯と歯茎の健康を守るためには必須!歯磨きアイテム、どう選ぶ?_1_3

(右)3 種類の殺菌成分と2 種類の消炎成分など10種の薬用成分を配合し、歯と歯ぐきをトータルにケア。フッ素を1400ppm配合。クリーンデンタルL トータルケア(医薬部外品) 100g¥1,280(編集部調べ)/第一三共ヘルスケア  (左)フッ素を1450ppm配合。高密着フッ素処方。硝酸カリウム配合で歯がしみるのも予防。クリニカアドバンテージ NEXT STAGE ハミガキ(医薬部外品)90g(オープン価格)/ライオン


フロスはできれば毎日使って
歯と歯の間にある程度すき間があるなら歯間ブラシを
「歯と歯の間の歯垢はフロスや歯間ブラシを使わないと落とせないので、できれば毎日使いましょう。歯と歯の間がすべて歯ぐきで覆われて満たされている場合はフロスを、歯ぐきが下がり、歯と歯の間にある程度すき間がある場合は歯間ブラシを使うのがおすすめ。いろんな種類がありますが、自分で使いやすいものを選べばOKです」

☆How to

フロスを使う1

❶フロスを30〜40㎝ほどの長さに切り、中指に2〜3回巻きつける。

フロスを使う2

❷フロスを前後にゆっくり動かしながら歯のすき間に入れる。歯ぐきにバチンと当たったり、歯ぐきの中には入れないようによく注意して。

フロスを使う3

❸歯に引っかけるようにして上下に5 〜8 回動かして汚れを取り除く。

初心者用フロス

初心者にも使いやすいワックスつき。クリニカアドバンテージ なめらかスリムフロス(オープン価格)/ライオン

【Marisol 12月号2019年掲載】イラストレーション/雨月 衣 佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所)取材・文/和田美穂

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