いつもカラーはしない、パーマもかけない、ヘアアイロン・コテやスタイリング剤でのセットもしない私ですが、出来るだけ手間をかけずに素髪でどこまでキープできるか…
長年続けている自分流のこだわりケアを“アラフォー美髪道”と勝手に銘打って(笑)ご紹介していきたいと思います!
ご紹介したいのが創業から270年という老舗、浅草にある十三やさんのつげの櫛です。
今まで色々な櫛やブラシを使っていたのですがどうしてもプラスチック製やナイロン製の物は静電気や引っ掛かりがあって髪を傷めてるな〜という罪悪感。
十三やさんは浅草にある元文元年創業の老舗で薩摩つげを使用し職人の方が1つ1つ丁寧に手作りされています。薩摩つげは、最高級品の国産のつげで、成長が遅く年輪がつまっているため粘り弾力に優れているので、薩摩つげの櫛はきちんとお手入れをすれば一生ものとして使えるそうです。
ちなみに、写真の解櫛というかまぼこ形のものを携帯用に使っているのですが、こちらはお店でオーダーをしてから受け取るまでに半年以上かかりました。お店の状況もあるとは思いますがそれだけひとつ作るのにも手間と技術と時間がかかるということなんですね。より一層有難みを感じます。
つげの櫛は椿油を染み込ませてあるのでヘアオイルなどを使わなくても櫛自体に程よい油分を含みツヤツヤの髪になります。
そして何と言っても素晴らしいのは、今のような冬の乾燥が激しい時期でもほとんど静電気が起きない!という驚きの威力。引っ掛かりもないので切れ毛や抜け毛も防ぐことができます。
櫛の歯も、中歯・さし荒・荒歯という種類があるので私のようなストレートヘアからハードなウェーブヘアの方までどんなヘアスタイルでも使うことができます。
また、お手入れを繰り返して使い込んでいくうちにあめ色のつげ独特の風合いが出てくるので一生ものとして変化を楽しむのも良いのではないでしょうか。
永遠の美髪を目指してそのお供に一生もののつげの櫛、おすすめです。