この養育費算定表が作られてから15年以上が経ち、実態に合わなくなってきているという意見が出ていました。
物価や教育環境の変化、そして、ひとり親家庭の貧困がクローズアップされていることなど、子供を取り巻く状況に多々変化があり、養育費を増額する必要性が大きくなったことから、今回の見直しに至りました。
一見、少ない数字に見えるかもしれませんが、養育費は、お子さんが成長するまで長いスパンで支払いが必要なもの。
仮に2万円増額したとすると、10年間で考えると240万円のプラス。受け取る方も支払う方にとっても、決して少なくない変化です。
これが、今回見直された算定表では、月額4万円~6万円の幅の中で決めることになり、約2万円程度増額となる可能性があります。
この点について、養育費算定表の見直しが、直ちに養育費を増額できる事情変更には当たらないとされています。
ただし、裁判所は、その他に養育費の増額をすべき理由がある場合には、見直された算定表によって、養育費が計算されることが期待されるとしています。
ご自身のケースで、増額が可能かどうか気になる方は、一度弁護士に相談されることをお勧めします。
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実はこっそり、youtubeを始めています。(大々的に宣伝してはいないので、ちょっとブログで公開するのは恥ずかしいのですが・・・)
今回の養育費算定表の見直し解説動画もアップしているので、詳しい解説をお聴きになりたい方は、ぜひご覧になってみてください↓
他にも、養育費のあれこれを徹底解説したり、相続などについてわかりやすく解説した動画をアップしています。アラフォー女性にとって参考になるトピックを選んでいますので、他の動画も良かったらご覧くださいね。