ーまず、台本がとても面白かったからです。人物との関係も興味深く、今までにはなかった新鮮な素材だと思ったので、出演を決心しました。
●撮影にあたりどんな準備をされましたか?
ー今回の作品は、素材やジャンルがとても独特だったので、そういった作品のトーンに合わせようと集中しました。冷凍人間という内容から、僕が20年後に目覚めた時にどんな感じだろうかなど、いろいろ想像しつつ準備をした記憶があります。
●マ・ドンチャンは他人がしない事に挑戦する、チャレンジ精神の強い人物でしたが、チャンウクさんは冷凍人間プロジェクトに参加したいと思いますか?
ー参加するつもりはありません(笑) 。プロジェクト自体が危険でもあり、20年後に僕一人で目を覚ますというのが、僕的にあまり楽しいことではないですね。家族もいないだろうし、周りの友達や僕の生きていた時代とは違う時代を生きていくのは難しいんじゃないかなと思って。僕は参加しません!
●共演者のみなさんやスタッフなど撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
ー撮影現場の雰囲気は穏やかで良かったです。視聴率という成績も重要だけど、撮影中に事故なく無事に終わったらいいなとずっと思っていましたが、撮影が終わるまで良い雰囲気の中、事故なく無事に終わったので良かったと思います。そして、劇中の役柄で先輩たちにもタメ口を話すことが多かったのですが、実はそれも面白い経験でした。現実ではできないことを演じていたので、毎回撮影するたびに楽しい経験でした。そして先輩たちにも楽しく面白くしていただきました。例えばアドリブなどで盛り上がることも多かったです。笑いを堪えられなくてNGが出たこともかなりありましたね。
●ご自身が演じていて特に印象に残っているシーンを教えて下さい。
ー撮影が終わってからだいぶ時間が経ってしまいましたが、冷凍カプセルの中に入っている時のシーンが思い出されます。実はカプセルに入って目だけ閉じているのに、それで一日中ずっと閉じ込められていた覚えが強いですね。寒さもとても厳しくて。とにかくその冷凍カプセルの中にいた記憶がいろいろあります。
ーやはりいちばん食べたかったのは母が作ってくれるご飯で、除隊後にたくさん食べました。やりたかったことは旅行ですね。本当に行きたかったです。日々忙しく働き、休む間も無く軍隊に行ってしまったので、除隊後は旅ができればと思いました。それでちょうど先日、年末にニューヨークに行ってきて、のんびり休んで帰って来ました。兵役中にやりたかったことはほとんどできたと思います。
●日本でプライベート時間が取れたら何がしたいですか?印象に残った物はありますか?
ー韓国ではプライベート時間があったらバイクに乗ったり、友達と一緒に遊んだりしますね。実は特別なことはありませんが、最近は友達にボーリングを習い始めたんです。日本では街を歩き回り、ショッピングもしますね。おいしい食べ物を探し回ったりもします。食べることがとても好きなので、来る度に美味しいものをたくさん食べます。日本は気候もいいし、街もきれいなので良いですね。特に今回はどうしても蕎麦が食べたかったですが、今日のお昼に蕎麦を食べてきましたよ!
●3月からMnet Japanで日本初放送されます。ドラマの見どころを教えてください。
ー主人公がある使命感によって冷凍人間プロジェクトに参加をすることになり、その人物が20年後に目を覚ますことになりますが、20年後に目覚めてからの周りの人物たちとの関係や、そこから始まるストーリーがとても面白く、こういった内容を中心にご覧いただければ、より楽しくご視聴できるのではないかと思います。
●最後にファンへのメッセージをお願いします。
ー皆さん、お久しぶりに挨拶ができ、嬉しく思います。除隊してからなので、お久しぶりですよね!?僕たちのドラマ「僕を溶かしてくれ(原題)」が日本で初放送されます。面白い場面も多いですし、幸せで楽しく笑いながら視聴していただければと願っています。また、皆さん、いつも元気でいてください。そして、僕たちのドラマをたくさん愛してくださいね。これからも良い作品で皆さんに良い姿をお見せできるように頑張ります。ありがとうございます。