宙組 朝夏まなとさんのお気に入り『SMASH』【宝塚スターのマイフェイバリット】

2016年7月5日
夢の舞台に立ち続ける男役スターたち。彼女たちの「今のお気に入り」を通じて、その素顔を少し、拝見!
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『SMASH』

劇中の音楽も名曲ぞろい! アメリカのショービズの裏側を描いた海外ドラマ

スラリと美しい立ち姿、ダイナミックなダンス、伸びやかな歌声、繊細さと大胆さをあわせもつ芝居。うっとりさせる要素が見事にそろう。そのうえ、舞台に立つ人、客席で観る人、みんなを元気にするような、パワフルな明るさをもつトップスターだ。
 そんな朝夏さんがハマったのが、ブロードウェイのショービズの裏側を描いた海外ドラマ『SMASH』。「マリリン・モンローの生涯を題材にしたミュージカルを大ヒットさせる、というストーリーなんです。主役のマリリン役の候補が舞台の経験も実力もある女優・アイヴィーと、ウエイトレスをしながら明日のスターを目ざしてオーディションを受けるカレン。このふたりが容赦なく火花を散らします(笑)。カレンの歌声が好きで、私は彼女のほうを応援しながら観ていました」
 同時に、引き込まれたのが製作スタッフの人間模様。
「仕事にのめり込みすぎて、夫との関係にひびが入った女性脚本家の苦悩や、才能はすばらしいけど、辛辣で身勝手な“俺さま”演出家。もし自分が演じるなら、この演出家役がおもしろそう(笑)。ドロドロの人間関係と過酷な競争で大変なのだけど、でも、みんな舞台が大好きなんですよね。劇中の楽曲もいい曲ばかりで、ダンスや舞台演出も発見があるので、DVDで繰り返し観ています。英語の勉強にもなりますし」
 そして、ドラマの登場人物たちと環境や立場は違えど、舞台にかける熱い思いは宝塚も同じ。
「とにかくお客さまに楽しんでいただける舞台を! という気持ちです。宙組はみんなで作り上げていくのが得意で、そこに個性が加わればよりよくなると思います。理想に近づいている手ごたえもあります」
 次の宙組の公演は、『エリザベート―愛と死の輪舞(ロンド)―』。
「多くのかたから愛されている作品ならではの責任の重さは感じますが、今、この作品に挑める歓びと感謝が大きいです。いい舞台にするには、集中力と同じくらい“のびのびとやる”ことが大事だと思うので、メンバー全員がのびのびとやれればと思っています。歴代の舞台を受け継ぎつつ、新しい『エリザベート』を目ざしますので、ご期待ください」
Profile
あさか・まなと
佐賀県出身。2002年に花組に配属。12年、宙組に組替え。15年、宙組トップスターに就任。主な主演作に『王家に捧ぐ歌』『Shakespeare~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~』など

Next Stage!
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©宝塚歌劇団
三井住友VISAカード ミュージカル
『エリザベート-愛と死の輪ロンド舞-』
ウィーンの名作ミュージカル『エリザベート』。宝塚版では黄泉の帝王トート(死)を主役に置き、その独創的なストーリーと美しい旋律が多くの人を魅了してきた。初演から20周年、観客動員数216万人の人気作に宙組が新たな1 ページを刻む。主演:朝夏まなと 実咲凜音 7/22~8/22:宝塚大劇場 9/9~10/16:東京宝塚劇場

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