代々木上原は小さな街ですが、その狭い中に本当にクオリティの高い飲食店がひしめき合っています。長く続けているお店から新入りの新しいお店までどこもクオリティが高いです。
そして何よりも感じることはコスパがかなり高いこと。フレンチやビストロ、割烹にしてもこのクオリティで都内の他のエリアだったら1.5~2倍はするのでは・・・と感じています。
そして今回ご紹介するのは去年の夏にオープンしたMinimal The Baking。
Minimalと言えば、Bean to Barの先がけとして富ヶ谷にお店をオープンしてからあっという間に人気店となり、その後銀座にも出店したりとどんどん勢いを増していった印象ですが、そんなMinimalが今度はお隣の代々木上原にガトーショコラの専門店を出店しました。
富ヶ谷のお店ができた時はお隣街ということもあってチョコ好きの私はすぐに飛びつきました!
Bean to Barというそれまであまり耳にしたことがなかったワードを掲げてどんなものなんだろうと、お店に行ってみると数種類の板チョコだけが店頭に並んでいるだけ。
そして、それぞれのチョコにカカオの種類やフレイバーなどが記されたカードが置かれていて、まるでコーヒー豆や紅茶の茶葉をテイスティングするようにそれぞれのカカオの細かな説明を聞きながら試食するというスタイルが当時とても新鮮でした。
Minimalのチョコレートはカカオと砂糖しか使用していないのですが、カカオが違うだけでここまで味が違うのかと本当に驚きました。
駅からは近いですが、細ーい通りを入った民家の立ち並ぶ合間にお店があります(すぐ近くに代々木上原の有名店ドーナツのharittsがあります)。
私はここに出店されるという情報を知らなかったのですが、お店ができてすぐに近くを通ったら今まで嗅いだことのない酸味のあるカカオの香りが漂っていて気づきました。近くを通ると本当に充満しています。
店内はカフェ利用もできガトーショコラにぴったりのコーヒーや紅茶も楽しめるようです。
2種類とも食べましたが、お店の方の説明にもあるようにFreshの方はフルーティー、レーズンのような香りと例えられていますが確かにガトーショコラなのにフルーツケーキのような味わい。
そして、High Cacaoの方はいわゆるカカオ感満載というかチョコ!と言った感じの濃厚な旨味があります。
写真のものはミニサイズで、お試しとして2種類を食べ比べてみるのもオススメです。板チョコ同様にカカオの種類によってここまで味が違うのかと驚くと思います。
Freshの方は小さく切って赤ワインと一緒にいただくのもオススメです。
High Cacaoは絶対にコーヒーが飲みたくなる感じ。
そして甘さを感じないカカオの香りを楽しめる味わいや、それこそミニマルなデザインのパッケージなど男性好みの要素が満載。お酒とも楽しめるので普段甘いものを食べない男性でも喜ばれるのではないでしょうか。
バレンタイン間近ですが、本格的なカカオの風味を存分に味わえるMinimalのガトーショコラをギフトにオススメします!