獺祭。お酒好きの方でしたら、世界各国で愛されているこの日本酒のことをご存知かと思います。ちょっとフルーティで女性でも本当に飲みやすく、素敵なお酒です。
首相が国賓への贈り物にした、フレンチの大家、ジョエル・ロブション氏がその味わいに惚れ込んでパリに獺祭との複合店をオープンしたなど話題に事欠かないお酒ですが、今回またまた見逃せないニュースが。
それがこちら。なんとフェイシャルマスクなんです。
お酒のボトルと同じようにロゴがシンプルに施された潔いパッケージをひと目見て、心が騒がないお酒好きはいないのでは。そしてもちろん「獺祭」の名を名乗るわけですから、中身も“濃い”です。
裏面をチェック。リアルに日本酒の「獺祭」そのものが配合されているんです!
獺祭の代名詞と言われる「純米大吟醸 磨き二割三分」と、その製造過程で出された獺祭酒粕エキスを配合。天然のアミノ酸を豊富に含んだ日本酒は、昔から美肌と深ーい関係があることも、皆さまご存知ですよね。さらにナノコラーゲンやビタミンC誘導体など、美容に効果的な成分をプラスしています。実はこのシートマスク、美容家の山本未奈子さんが監修しているそうなんです。日本の美容文化をもっと世界に知ってほしい!という思いから引き受けたとか。日本が誇るべき高保湿な米由来の美容成分を配合したスペシャルなアイテムを、肌が揺らいでいる時こそ毎日使って欲しい、と価格にもこだわったそうです。なるほど。
ということで、さっそく試してみました。シートはたっぷり液を含んでいて、ひたひた。見るからに気持ちよさそう! 意外だったのは、あまりお酒の香りはしないこと。でもこれなら、お酒に弱い人も安心して使えるはず。
マスクの形は横幅が広めで、言うなればオニギリ型。鼻の下やあご部分に切り込みがあるので、顔の横幅に合わせて余りを重ね合わせれば、顔を隙間なく覆うぴったりのMyサイズに調整できます。髪の生え際ギリギリまで、そして口もとも浮くことなく、ぬかりなく密閉ケアできちゃう。
シートは薄めで、とってもしなやか。顔の動きに沿う気泡知らずの密着感で液だれもしないから、本も読めるしちょこっと家事もOK。これは、ながらケアに最適!
パッケージの中に残った美容液は、ぜひ首もとやデコルテにお裾分けを。とろんと濃いのにベタつかず、いくらでもぐいぐい入ってさらり。これ、美容液としてもいい仕事しますよ。
使用の目安は10分ほど。マスクを取るとワントーン明るく…というか、白い! カラカラのこんにゃくスポンジが水を含むと柔らかく白く見える、アレと似た変化。乾いてしぼんだ肌が潤って、毛穴などの凹凸も目立たなくなりしっとり&フワフワの肌に。翌朝も透明感が続き、メイクのノリも上々。ぜひ習慣にしたい!と思えるマスクでした。
こちらは1月末に発売されたばかり。取り扱いは本社の蔵と銀座にある直営店「獺祭ストア」とECサイトにて。お近くの方はぜひ、直営店で美味しいお酒とともにゲットしてくださいね。
獺祭フェイシャルマスク 25mL×5枚入り ¥2500/旭酒造株式会社
- WEB美容エディター 原田千裕
- ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。