40代からは、人生の諸々に対する"免疫力"を養う

2017年3月17日
本誌で好評連載中の、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんから悩める40歳へおくる、美と人生への処方箋。今回は、“40代に必要な免疫力”について

40代こそ激動。良くも悪くもドラマチックな時代。

 女は30代まで自分自身のことに思い悩み、40代からは自分が置かれた立場や自分を取り巻く人のことに思い悩む……。そんな統計はないけれど、何となくそういう流れになっていくのが女の人生。
 確かにそう。30代までは、恋愛と、結婚と、仕事と、いろんな物事が未知数で、流動的であるからこそいろいろ戸惑うことだらけ。まさに自分自身のことに四苦八苦するはずなのだ。けれども40代からは、社会的な責任を負う場面が一気に増える一方で、夫や子供や親の存在が急に大きくなる。30代までとは違う忙しさが押し寄せる。もっと言えば、それまで大きな脱線がなく、まっすぐ歩いてきた人も、40代に入ると、突然起こるいろんな事態に振り回されることになるのかもしれない。そういう意味では、40代こそ激動。何が起きてもおかしくない位、良くも悪くもドラマチックな時代になるはずなのだ。
 ハリウッド女優の多くも40代で大きな転機を迎える。これはもちろん、美人女優が衰えによる状況の変化に翻弄されることも含め、グウィネス・パルトローが、子育てや私生活を公開したことで大バッシングを受けるような、まさに新しい自分の立場において戸惑いを見せるケースが少なくないのだ。つまり、人生が充実している一方で、思いがけない問題が降りかかるのが、この世代。
 さらに言えば、40代後半から50代にかけては、更年期という体の変化にも悩まされることになる。更年期障害は言わば自分の弱いところに出てくる上に、物事をネガティブに考えたりするような、心への影響も少なくないから、それ自体が大きなアクシデントと言ってもよく、だから余計に40代は激動となる。もちろん50代60代、人生における変化はもっと大きいのかもしれない。けれど、40代とは経験値が違う。〝アタリ〟が全く違う。40代は、言ってみれば〝大人の子供〟。初めてブチ当たることばかりだから、衝撃も大きいのだ。

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