坪田あさみ エディター・ライター
▲まだ肌寒かった春先のこの日はライダースジャケットを羽織っているけど、足もとだけは絶対素足。タイツを履かなくてよい季節が大好きです。
外出自粛要請などでお出かけが制限されていますが、裸足でいられる暖かさがうれしい季節ですね。今から初夏のお出かけを夢見てサンダルの購入計画を立てている人も多いのではないでしょうか。心おきなく海や街に遊びに出かけられる日が一刻も早く戻ってきますように。
夏といえば私はめちゃくちゃ暑がりで、それゆえに過去には「暑がりさんが夏を涼しく乗り切る着こなし術」というテーマで私服企画を組んでいただいたことがあるほど。
海の近くに住んでいるので、地元でビーサンは基本ですが、東京に仕事に行く時もやはり足もとは楽ちんなフラット靴が欠かせません。ヒールがあるとそれだけで脚に緊張感が生まれて汗をかいてしまう気がするのは私だけ?
もちろん今年の夏もフラット靴&サンダルで乗り切るつもり。まだ新しい一足を見つけられていないのですが、今現在のスタメンたちをご紹介します。
さらに新しいものでこれ!というのに出会わなければ、このメンバーでこの春夏を乗り切ろうと思っています。
夏はビーサン感覚でペタペタと歩くのが好きなので、パンプスもサンダルもヒール高ゼロのフラットなものが好きです。職場によってはNGなものもあるのかもしれませんが、今どきはこのぐらいなら許容範囲?
春先から真夏まで大活躍するスタメンがこちらです。
▲打ち合わせや取材などで普段よりも少しきちんと感が求められる時に履いているフラットシューズ3足。
(右上)足がうっすら透けるポインテッドはザラのもの。「透ける」はこの春夏もまだまだトレンド。黒でも暑苦しく見えません。
(左上)シンプルすぎる着こなしの時にこそ重宝するレオパード柄。アンクルストラップ付きなので、普通のフラットシューズよりもさらに甲が浅いのですが歩きやすさは抜群
(下)私にとってベージュの靴はコンサバ感が強いのですが、スタッズ付きなら主張があるな、と思って買ったヴァレンティノ ガラヴァーニ。きれいめなのにロックというバランスが好きです。見えないけれど、真っ赤なペディキュアと合わせて履きたいですね。
▲少しモード感をプラスしたい時はこの3足。
(右)私の場合人気のパイソン柄はパンプス形だとバブル感が出てしまうので、スニーカーぐらいカジュアルなものがちょうどいい。これはクラークスのもの。
(左上)真っ白のバブーシュは冬の間にセールで購入しておいたザラ。かかとがないスリッパタイプです。足入れ部分が甲を覆いすぎずVになっているので、ほっこりしないのもお気に入り。
(左下)こちらもかかとがないメゾン マルジェラの足袋シューズ。あまりに合わせやすく履きやすいので新色を追加予定。
▲さらに気温がアップしたらこういうタイプが重宝します。
(右)ジュート素材とスウェードの組み合わせが大人のリゾート感を演出してくれるサンダルは、パルマ バルセロのもの。つっかけタイプでリネンのマキシスカートやワイドパンツと相性抜群です。
(左)ユナイテッドアローズで購入したフォーエバー トゥギャザーいうブランドのパール付きサンダル。足を覆っている部分がほとんどないので真夏に最高です。こんなにヌーディですがパール付きなだけで街中でも違和感がありません。
あと数ヶ月もすれば、うんざりするほど暑く長い夏がやってきます。楽しく乗り切るコツは、夏を真正面から思いっきり楽しむことだと私は思います。暑さを避けて逃げようとすると夏はますます辛くなってしまいます。むしろ海や山などのアウトドアやプール、お祭り、バーベキューなどのアラフォーには少し面倒くさく、一見疲れそうなアクティビティに積極的に飛び込んでみること、夏らしいことを子供みたいに楽しむことが、むしろ快適に過ごすコツだとここ数年実感しています。
(ちなみにアラフォーで日焼けを積極的にする人はあまりいないと思いますが、脚だけでも焼いておくと一気に夏のおしゃれが格上げされます。サンダルは焼けている脚にこそ似合います!)
暑さを満喫するには夏にお出かけしたくなるアイテムを準備しておくこと。形から入ることで辛い暑さも楽しみに変えられるようになるといいですね!