メンターとは、よき指導者や助言者のことをいいます。今回は、仕事やキャリア、プライベートなことを相談できる存在=メンターについて働くアラフォー女性480人にアンケート調査。
「今、メンターが欲しい?」という質問に「YES」と回答したのは64%で、「今、メンターがいる?」という質問に「YES」と回答したのは38%でした。メンター が欲しいと思っているのにいない人が26%ほどいることがわかりました。
メンター がいると回答した人に、メンター はどんな人か聞いてみると、「先輩」が21%、「上司」が14%、「パートナー」が17%、「親友」が18%、「親」が7%、「そのほか」が23%という結果に。
続いて、メンターにどんなことを相談したいのか聞いてみると
「キャリアと家庭の両立の仕方、パートナーの仕事への理解」(りょうさん)
「管理職として自分にできること」(のりさん)
「今後のキャリアプランとライフプラン、資産運用」(ミニーさん)
「転職と同居している母親との関係」(kimyさん)
「義母との生活」(こまこさん)
「親の介護」(すがちょさん)
「今後の人生、離れて暮らす両親の介護やサポート方法」(chibiさん)
「シングルマザーとして生きていくにあたっての心構え」(かのすけさん)
「これからの生き方、子どもの教育」(yokoさん)
仕事と家庭の両立、キャリアプランについて相談したいという声が多数ありました。パートナーにまつわる相談事は少なく、親との関係や親の介護について相談したいと思っている人が目立ちました。
メンター がいてよかったと思うエピソードを教えていただきました。
「ひとりで抱え込まずに話せる相手がいることで気持ちが安心する」(ラムさん)
「管理者として悩みがあっても、相談できる上司がいるので安心して仕事ができる。精神的にとても楽」(ゆっかさん)
「仕事のことで客観的に状況を分析して的確なアドバイスをくれる。固定観念に縛られがちなのでいつも助けられている」(みかん子さん)
「社内に主人がいるので、人間関係で不安になった時は直ぐに相談できる。社内で会って会話できるので安心できる」(けいさん)
「悩みを相談すると、難しく考えすぎていたり悩みすぎていることに気づかされる」(MRさん)
「最後は自分で決断しないといないけれど、話すことで気持ちに余裕ができる」(Keyさん)
「的確なアドバイスをもらった。話すことでストレスが軽減された」(パトリシアさん)
「悩んだときに、自分の考えを後押ししてくれ存在がいると心強い」(まりこさん)
メンター がいると“安心できる””気持ちが楽”という声が多数ありました。自分では思いつかないようなアドバイスがもらえて救われたという声も。メンターの存在はありがたいですね!
ちなみに、アラフォー女性というと部下や後輩もたくさんいる世代ですが、「メンターになったことがある?」か聞いてみると「YES」と回答したのは27%でした。
新型コロナウイルスの影響で、今までよりも悩みやストレスが増えていく可能性があります。そんな時、メンターの存在が助けになってくれるかもしれません。ひとりで悩まずメンターに相談してみてくださいね。
そして、周りに悩みを抱えていたり落ち込んでいるような人がいたら、声をかけてみてください。あなたが寄り添うことで救われる人がいるかもしれません。