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意外に簡単! あかぬけ感も断然変わる!自分だけの“なじませ眉”はこう作る

毛のない部分や薄い部分をグレーのペンで埋め、眉全体の地肌を明るめカラーのパウダーで染め上げるのが長井流“なじませ眉”の基本。その全プロセスとポイントを解説

眉メイクは難敵。いつだって思いどおりにならないし、昔眉から脱却できない。そんな悩めるアラフォーに救世主・長井かおりが立ち上がりました。無理やり描くのではなく、なじませる! 今度こそ苦手脱却です。

☆教えてくれたのは・・・

ヘア&メイクアップ アーティスト 長井かおりさん

ヘア&メイクアップ アーティスト 長井かおりさん

キレイが上がる目からウロコのわかりやすいメイク解説で、さまざまなメディアから引っぱりだこ。近著は『世界一わかりやすいメイクの教科書』(講談社)
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まばら部分もある黒々しい素眉の状態も、長井流のプロセスをなぞれば、 抜け感のある大人にしっくりなじむ眉に完成。おしゃれで上品!

1)まずは設計図を作って何をすべきかを明らかに

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意識するのは、眉頭下と眉じりの終点が極力同じ高さになること。このラインと自分の眉がなるべく平行になるよう近づければOK。どこが足りないかが見えてくる。

★Point!

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鏡で見るよりも写真で確認するほうが自分の眉が客観的に見えてくるので一度写真に撮って確認してみて。


2)グレーのペンシルで 欠けている部分を“植毛”

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設計図で確認した素眉の毛の薄い部分や生えていない部分をグレーのペンシルで植毛するように描いていく。 眉のメインロードを補整していくイメージ。

★Point!

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描く前に、素眉をスクリューブラシで上方向や下方向にと、全方位にとかしていきながら、 毛の欠けている部分を確認。植毛する部分が、よりわかりやすく見えてくる。最後に毛流れを整える。

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3)同じくグレーのペンシルで鼻すじと眉をつなぐ

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眉頭下は鼻すじにつながるように、グレーのペンシルで少しだけ毛を植毛。ここをほんの少し植毛することで、 鼻すじがきわだち、自然なのに、美人印象がアップする。


★NG!

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眉頭を描きすぎると“ゴルゴ眉”になるので要注意。眉頭下の植毛も毛の生えているところまで。


4)スクリューブラシで植毛部分を定着させる

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スクリューブラシを眉に当て、軽く押し込むようにして、描いたグレーを自然に眉に定着させる。グレーがほどよくぼけ込んで素眉と溶け込むようなイメージ。

★NG!

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スクリューブラシでぼかす時は、ブラシをとかし上げるように動かすと、描いたものがとれてしまうので注意。



5)眉の地肌を明るい色のパウダーで染め上げる

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グレーのペンシルで植毛したままでは、ただの黒々しい眉に。そこで、よりなじませるにはパウダーの出番。なりたい印象に合わせた色とベージュを混ぜ、修正した眉の全体の地肌を染め上げるイメージでのせる。

★Point!

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なりたいイメージの色とベージュのパウダーをミックス。眉全体をトーンアップしてなじみがよりUP。 仕上げにブラシで押し込み、色を定着。

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パウダーをのせた後もブラシで押し込みながら色を定着。


6)下がった毛を透明マスカラで眉になじませる

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毛が長く、眉の形よりもはみ出すようなら、透明のマスカラで、眉の毛流れを上昇させる。色マスカラを使うと不自然になりがちなので、要注意。


★Point!

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硬く、マスカラでは上がりきれない 長い毛はハサミで慎重にカット。

▼こちらのプロセスで使用したアイテムはこちらでチェック!

【Marisol 5月号2020年掲載】撮影/向山裕信(vale./人物) 扇 光(物) ヘア&メイク/ 長井かおり  スタイリスト/程野祐子  モデル/樋場早紀 (マリソルビューティ専属)  取材・文/山崎敦子  構成/原 千乃

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