我が家の場合、2月から始めた食生活改善がうまく運びつつあるので、参考図書を紹介したい。
今のところ夫は3.5キロ、私は2キロ減と大きな苦労はなく体調が整ってきている。
事の発端は12月半ばに受けた健康診断。
日ごろ、夫婦で朝昼晩3食同じものを食べている。
診断結果も同じような数値になるのだろうと思っていたのだ、が。
年が明けてすぐに、夫がインドに出張した。
インドの仕事仲間とは数か月ぶりに会うのだが、その彼がフォルムが変わるほど痩せていたのだそうだ。
理由を聞いてみると「オートファジーだよ!日本人の研究じゃないか、知らないのか!」とカレーを食べながら彼は言った。
「オートファジー?」
同行していた夫と他2名の日本人、3人で目を合わせたが全員初耳であった。
インド人の仲間曰く「一日のうち、8時間は食べる。あとは食べない、シンプル」ということで帰国後、仲間がさっそくオートファジーを始めた。
旅行から帰国してもしばらく放置していた健康診断結果を満を持して2月6日に開封した。
3食同じものを食べているにも関わらず、夫婦の診断結果には大きな差が出ていた。
夫は軽度の脂肪肝、ガンマ、など飲酒が原因となろう数値が再検査となった。
妻は貧血が再検査となったがあとはすべてAであった。
二人の差は酒とゴルフ。
夫は毎晩酒を飲むが、毎週ゴルフで2万歩歩く。
妻は週に2度ほどの酒だが運動は「のばしゆらし体操」のみ。
生活上はたったこれだけの差、と思っていたが内臓はうそをつかない。
夫は大きなショックを受けて禁酒の他にオートファジーを正式に実施すると宣言した。
ついては3か月後、5月中旬に病院で再検査をすると目標を立てた。
朝:ヨーグルト+果物+コーヒー(時々スコーンやパン)
昼:お弁当(500mlの弁当箱)
夜:ごはん+おかず+みそ汁の定食風が多い
2月7日以降は12時~20時までの8時間だけ食べてよいことにした。
朝:コーヒー
昼:おにぎり1個、みそ汁
夜:変わらず定食風
こうしてみると、オートファジーと言えど朝をコーヒー(ブラック)のみ、昼を軽くした程度のことでそれほど苦労はない。間食も8時間以内であれば好きに食べた。
それでも開始から数週間は午前中がつらかった。
何か食べたい気持ちが強くなり、食べ物のことを考えてしまう。
しかし午前中は仕事も忙しいので、いったん仕事モードに入ってしまえばあっという間に昼になる。慣れたら何でもない。
夫の場合、アルコールをひとまずやめたのがさっそく数字に表れ、最初の1か月で2キロするっと落ちた。
その後も徐々に体重は落ちて開始から3か月で3.5キロ減となった。
お互い、朝の体調がとても良く夜も寝付きが良い。
本によると、「空腹時間を長くすると、細胞内の古くなったタンパク質が作り替えらることにより内蔵機能を高め、血糖値をコントロールし、脂肪も分解、老化のスピードもゆるくなる」と良いことづくめだと言う。
仲間の一人は1月からスタートし、オートファジーに加えてグルテン・フリーも取り入れ顔つきがシャープになった。体重も4キロ落ちたという。
全員標準体重からのスタートだが、しっかり結果が出てきている。
夫は3月以降ゴルフも休んでいるので、再開すれば運動量も上がる。
5月の再検査を目標としていたが、今は病院に行けないので、もう少し先のお楽しみとなった。
疲れやすい、太った、など体調不良を感じている方におススメです♪