東京は梅雨の真っ只中。空とにらめっこしつつコーデを考え、なんとか快適に過ごそうとしても、夕方には髪も肌もなんだかベタついていて。せめて夜のバスタイムは、素敵な香りと泡に包まれて心地よく1日を終えたいものです。
そんな時にぜひ使っていただきたいボディケアブランドを見つけました。それは、今年の春デビューしたばかりの「yayoi(ヤヨイ)」。パリのスパ発祥のスキンケアブランド、オムニサンスを扱う会社が手掛けた“和”の香りを纏ったラインアップです。
まずこのラベルの色。ラベンダーとはまた違う、あでやかでつややかな紫がとっても美しい。日本らしい趣を感じさせながら、洋のシーンにも合う洗練を持ち合わせています。
成分は日本で古くから親しまれている自然由来の成分がメイン。ボディオイル以外のバスシリーズの共通成分をチェックしたら、抗酸化作用が期待できる梅果実エキスやシソ葉エキス、天然のセラミドで髪や肌を保護するユズ果実エキス、抗酸化だけではなく引き締めや消臭にも一役買う緑茶エキス、肌荒れをケアするソメイヨシノ葉エキス……と、まさに日本の美のエッセンスがギュッと詰め込まれていました。これは期待できる!
順にご紹介していきましょう。まず真っ先に使っていただきたいのがヘアケア。シャンプーの泡がとても軽やか。泡切れもよく、夏のベタベタをさっぱりと洗い流せてとても気持ちいい! 高浸透ケラチンと毛髪用アミノ酸による内側からのダメージケア効果で、すんなりと扱いやすい髪に。もちろん頭皮ケアもバッチリ。和の成分のチカラで洗いながらうるおす、を実現してくれて平和な地肌へと整えます。コンディショナーはサラッと軽いテクスチャーなのに、まとまる髪へと導くチカラが秀逸! とても手触りのいい、柔らか&しなやかヘアに仕上がって大満足。
しかし、その最大の特徴はバスルームに広がるユズと蜂蜜の香り! yayoiの香りを手掛けたのは、フランスの高名な調香師だそう。単なる“和”ではなく“世界から見た日本”をイメージしたその香りはユズが主張しすぎることもなく、なんとも優雅。それでいて繊細で奥ゆかしくって、まさに“新しい”和の香りです。シャンプーでほのかな芳香を楽しんだら、コンディショナーで濃密に堪能してみてください。いつものシャンプータイムを必ずクラスアップしてくれますよ。
yayoi シャンプー s 300mL ¥3300、同コンディショナー s 300mL ¥3500/ラヴォア
ボディケアもぜひ同じ香りで楽しみたいもの。ボディソープの泡立ちはもっちり、全身心地よく洗えます。シャワーで流せば肌はさっぱりスベスベ、1日の汚れがちゃんと落ちているのを実感。それでいてお風呂上がりも肌がカピカピせず、洗いながら保湿できていることを証明してくれます。ボディローションはオイルインタイプで、丁寧に肌になじませたくなるテクスチャー。なじんだ後の指すべりのいい、それでいながら吸いつくような肌の質感は、自分のボディながら嬉しくなっちゃうはず。
yayoi ボディソープ s 300mL ¥3500、同ローション s 150mL ¥7700/ラヴォア
そして、yayoiブランドの中でも私がお勧めしたいのが写真手前、2種類のマッサージオイル。ホホバ、ひまわり、米ぬかにアボカドなど植物の効能を計算し尽くし、ベストな割合で組み合わせられたオイルは、まさにマルチユース。伸びがよくてマッサージしやすいし、肌に浸透しつつも表面に程よくうるおいのヴェールをキープ。ボディだけではなく髪にも、それこそ顔にも使ってもOKです。
香りはヒノキとユズ。あ、せっかくなのでこのロゴにもご注目を。yayoiの「y」って、着物の“合わせ”をイメージしているんですって。こんなところにも和のエッセンスが感じられます。
私は今、ヒノキの香りを愛用中。清らかな木の香りに包まれてマッサージしていると、まさにヒノキ風呂に入っているようなリラックス感が。マッサージ後に余ったオイルを毛先にちょっとなじませれば、軽やかなままスルンとまとまる髪に。肌も髪も心も穏やかに落ち着いて、質の良い眠りをもたらしてくれます。
yayoi マッサージオイル H(ヒノキの香り)、同マッサージオイル Y(ユズの香り)各150mL ¥9000/ラヴォア
有名ホテルのスパでも採用されている「yayoi」は、バーニーズ ニューヨーク銀座本店や、ラヴォアの公式通販サイトで購入可能。新しい“和”の香りをまとって、日本の暑い夏を少しでも爽やかに過ごしてみませんか?
- WEB美容エディター 原田千裕
- ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。