①一つの漢字にいろんな意味を持たせすぎ!例:【就】
動詞:近寄る、添える、肴にする、譲る、合わせる
前置詞:~について、~から、~に乗じて
付属形態素:就く、従事する、出来上がる、完成する
副詞:既にもう、早くも、すぐに、間もなく、~にほかならない、あくまでも、かねがね、ただ~だけ、たった~だけ、~しだしたらもうキリがない、その場合は、~なるので、~するなら~せよ、~しないとなると絶対に~しない
接続詞:よしんば~であっても
ああ、もうやーめーてぇーーー!
②日本語でも使う漢字なのに、意味が違いすぎ!例:【厉害】
なのにこれ、「すごい!」という褒め言葉なんだぜ……「害」はなんなんだよ……勘弁してくれたまへよ。
③全部同じ音に聞こえすぎ!例:【上】【山】【香】【杉】【善】【商】
でもそれぞれビミョーに音も抑揚も異なるから、正しく発音しないと意味がまったく通じなくなるんだとさ!
日本語は発音が簡単な言語ではあるけど、それにしたって遥か昔、中国語が玄海灘を渡って日本に入ってくる過程で一体何があったの!?と思わされるほど、かの国の発音は複雑怪奇である。
ところで見出しを書いていて思ったけど、「上山香さん」は中国語だと「シャンシャンシャン」になるのね。
そして迎えた試験当日。
試験会場に入ってまずビックリしたのが、受検生の多さと若さ!
ほとんどが大学生だったんじゃないかしら……。
わたしが大学生のころは、第二外国語に中国語を選択する人はかなりの少数派だったんだけど、20年が経って、だいぶ世界情勢が変わったことを反映しているのですね、きっと。