働く40代を応援!新時代のEC連動メディア

チョン・ヘインさんが語る、新作「半分の半分 〜声で繋がる愛〜」

2018年7月にこのコラムで社会現象となったヒット作「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」の取材をさせていただいた頃から、変わらぬ魅力で数々のCMに起用されるなど、その人気は天井知らずのチョン・ヘインさん。昨年キム・ゴウンさんと共演した映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』では、新人賞も受賞。その叙情的で心に響く映画の脚本家、イ・スギョンさんと再タッグを組んだ、ヘインさんの新作ドラマ「半分の半分 〜声で繋がる愛〜」の日本初放送が始まります!「ナイショの恋していいですか!?」「優しくない女たち」「ボイス〜112の奇跡〜」など個人的に好きな作品が多いイ・ハナさん、「青い鳥の家」でもチャーミングだったチェ・スビンさんとの共演も、また美しい映像のエストニアロケにも注目です。
チョン・ヘインさんが語る、新作「半分の半分 〜声で繋がる愛〜」_1_1
●「半分の半分〜声で繋がる愛〜」に出演を決めた理由を教えてください。
ー以前、『ユ・ヨルの音楽アルバム』という映画をイ・スギョンさんの脚本で演じたのですが、ストーリーがすごく良くて、イ・スギョンさんの 文章に魅了されました。そして今回、「半分の半分 ~声で繋がる愛~」の台本を快く提案してくださったのですが、最初に台本を 読んだ時はけっこう難しさを感じましたね。1 回読んだだけではしっくりくる感じではなくて、なんだか残像が残る感じで。それで 2回、3 回と繰り返し読んでいると、すっと染み渡る感じがしました。それで、このドラマの台本に大きな魅力と力を感じたので出演を決めまし た。ある意味では、僕にとっては新しい挑戦でもありました。題材も目新しく、人工知能がでてくること自体が新鮮でした。

●長い間一人の女性に片思いし続けている役どころで、ムン・ハウォンのちょっとしたしぐさや眼差しからも一途な想いがあふれ出し胸を打たれた視聴者が多かったようですが、役作りのためにどんな準備をしましたか?
ーまず、ハウォンというキャラクター自体がとてももろく繊細な部分があります。でも、その中にまた確固とした芯がある人物で、口数は少な く言葉よりも行動で示していくタイプですが、初めのほうの内容にも出てくるように、会いたい人がいれば、くよくよ悩まずすぐに会いに 行くようなスタイルです。言葉より行動や仕草、表情を通して、どのように表現するか悩みました。非言語的な表現の中でも、度を越さず、ほどよい表現がどうやってできるかすごく悩みましたし、監督と何度も話し合いました。

●人間の心の機微を丁寧に描いた作品で、癒しの世界観に溢れていました。撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
ー「半分の半分 ~声で繋がる愛~」自体が落ち着いていて叙情的な雰囲気があるので、撮影現場の雰囲気もそれに合わせて落 ち着いて愁然 としている感じもありました。なぜなら話の流れ上、死という題材が出てくることもあり、ちょっと粛然とした部分もありま したね。あと AI が出てくるので、撮影現場ではほとんど独り言形式で。進行してくださる演出の方やフロアディレクターの方がセリフを 読んでくださるのですが、ジスのデバイスの場合は、ジス役のパク・ジュヒョンさんが撮影のない日も現場に何度も来て無線機で読ん でくださって、撮影時本当に助かりました。           

●チェ・スビンさん・イ・ハナさんなど共演者との絡みで印象深い撮影の裏話があれば教えてください!
ーチェ・スビンさんはとても活発で明るいです。撮影スタッフともすごく仲が良くて、現場に来るだけで雰囲気が明るくなる感じがあります。 撮影をする時も、よく気を遣ってくださいましたし、こちらが楽に演技できるようにしてくれる力をもっていると思います。撮影中たくさん 助けられました。 イ・ハナさんは、ハウォンとは切り離せない重要な役割を引き受けてくださっていますが、僕がある意味寂しいキャラクターですよね、そ れでも気楽に言葉も交わしながら、頼りにでき、信じてついていける人でした。

●特にお気に入りのシーンを教えてください。
ー夢を見るシーンなのですが、エストニアで撮影したもので、夢の中に母親が出てきて、母親を引きとめようとしたシーンが印象に残っ ています。ハウォンは、結局、母親への愛情を見せているんですよね。ハウォンの愛情がジスへの片思いのように見えますが、それが すべてではなくて、ハウォンが信じて頼りにできるのが、母親が亡くなってからはジスで、ただジスもいなくなってしまうので、結局、母親 の不在、埋まらない母親の不在が表れていたと思います。 そして全般的にエストニアで撮ったすべてのシーンが印象に残っています。とても美しく綺麗だったんですよね。あと、エンディングでソウ の元にまたやってきて、眠っているソウを眺めているシーンも印象的でした。                                     
チョン・ヘインさんが語る、新作「半分の半分 〜声で繋がる愛〜」_1_2

●演じていて特に印象に残っているセリフを教えて下さい。
ー「いてあげます」というセリフが印象に残っています。誰かにとって、いてあげる存在になるということは非常に大きい意味があるように 思います。必ず横にいてあげるというわけでなくとも、相手が、自分のことをまるで空気の中に感じられるようにしてあげるということは 本当に大きなエネルギーがあるんですよね。その人の一日を満たしているということでしょう。くっついていなくても、遠くに離れていても、 一緒にいると感じられるようにすること。なので、「いてくれますか?」とたずねる質問もそうですし、僕がソウに対して「いてあげます」と 言うセリフもとても印象に残っています。                                     

●人工知能プログラマー役で AI とのやり取りのシーンもありましたが、実際に AI ロボットがチョン・へインさんの家にいたら、何をしてもらいたいですか?
ーただ話をしながら、今日あった出来事を話して、相談を受けたり、冗談も言い合ったり、気になることがあったら聞いてみたりすると思 います。

●ヘインさんご自身は、自分からアプローチする肉食系、受け身な草食系のどちらだと思われますか?
ー僕は草食男子に近いと思います。性格が草食系に近いと思います。        

●今、日本ではモーニングルーティン映像が流行っています。へインさんの朝のルーティンを教えてください。
ー僕は前日仕事が忙しかったり、遅い時間に終わったりした時は遅く起きますし、起床時間は規則的ではないですね。早く寝て早く 起きたりもしますし。起きたらすぐに水を飲みます。水でお腹を満たしてから一日を始めます。なんだかかなり現実的な答えですね (笑) あとは…ポータルサイトで“チョン・ヘイン”を検索して…(笑) みんなそうだと思いますよ?(笑)

●8月より「半分の半分 ~声で繋がる愛~」 がMnetJapanで日本初放送されます。ドラマの見どころと視聴者への メッセージをお願いします。
ー片思いはしたことがない場合もあるかもしれませんが、片思いの経験がある方は多いと思います。なので共感していただける部分もあるかと思います。片思いの経験がない方は、自分自身が抱えている守らなければならない大切なものがあるじゃないですか。その守りたい大切なものを最後まで離さない、という心情を見ることができるドラマなので、そんなところを見ていただければと思います。 あと、ドラマがとても叙情的なので、撮影現場でも、このドラマは日本の方々が好きになってくれるんじゃないか、という話がでました。 僕もそう思いましたし、出演者同士でもそういう話をしたんですよね。ですので、たくさん期待していただければと思います。
チョン・ヘインさんが語る、新作「半分の半分 〜声で繋がる愛〜」_1_3-1

1/3

チョン・ヘインさんが語る、新作「半分の半分 〜声で繋がる愛〜」_1_3-2

2/3

チョン・ヘインさんが語る、新作「半分の半分 〜声で繋がる愛〜」_1_3-3

3/3




チョン・ヘインさんが語る、新作「半分の半分 〜声で繋がる愛〜」_1_4
【CS 放送 『Mnet』 放送情報 / 動画配信サービス 『Mnet Smart』 配信情報】 「半分の半分 ~声で繋がる愛~」 2020年8月2日(日) 1話先行放送!8月21日(金)21:30 放送スタート! 本放送:毎週(金)(土)21:30~ 出演者:チョン・ヘイン、チェ・スビン、イ・ハナ、キム・ソンギュ ほか 演出:イ・サンヨプ「ショッピング王ルイ」「知ってるワイフ」 脚本:イ・スクヨン「空港に行く道」「ユ・ヨルの音楽アルバム」 2020年 tvN / 全12話 / 各75~90分 / 字幕放送 / HD / 日本初放送 ☆Mnet Smart では本放送後 7 日間見逃し配信で視聴可能☆ © STUDIO DRAGON CORPORATION
チョン・ヘインさんが語る、新作「半分の半分 〜声で繋がる愛〜」_1_8
桂まり●かつらまり 韓流予報士(?)。温泉保養士。「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。趣味は各国で料理教室に行くこと。「専門外ではありますが、泣いて笑って癒される韓流ドラマのお勧めを不定期で紹介します!」

Shopping News トレンドがわかる、買える!

AND MORE

What's New 新着記事

AND MORE

Recently Checked チェックしたアイテム

    AND MORE

    Feature 編集部のおすすめ記事

    ×

    この記事をクリップしました!