三尋木奈保・エディター
Marisol ONLINE読者のみなさま、こんにちは! エディターの三尋木奈保です。今月から隔週で、コラムを連載させていただくこととなりました。読者のみなさんからの「質問」にお答えしていくという、私にとっては新鮮でうれしい試みです。
編集部からの質問募集の告知に、「だれからも反応がなかったらどうしよう…」と実はすっごく心配していたのですが、おしゃれのことやそれ以外も……たくさんの質問を寄せていただきました。う、うれしい……(涙)、ありがとうございます! WEBだからこそのあれこれをリラックスして語っていけたらと思いますので、みなさまもゆるりとお付き合いいただけたら幸いです❤
本日の質問はこちら!
Q.コロナ後、ファッションはどのように変わっていくと思われますか?
A.
ファッション業界では、「今まで以上に、おしゃれする人とそうでない人の差がはっきり分かれる」「張り切っておしゃれする日と、うんとカジュアルな日の二極化に」と言われています。みなさんも、きっとそう実感されていますよね。
私もこの夏は、「せっかく買うならときめく服を♡」という気持ちが、今までになく上昇中。外出する回数が減ったから、着回し用のシンプル服は今までの手持ちで十分。今年は買い足さなくてよさそう。その分、気分が上がる服が欲しいなぁ、と。
ちょうど、今発売中のマリソル9月号に、そんな気持ちでそろえたこの夏の私服を掲載しています。
今までの私と言えば、夏はベージュと白とブラウン! もちろん無地ばかり! という安定のベーシックさだったのですが、この夏の新規投入は色ものあり、柄ものありで、もうちょっと「映え」方向に、明らかに移行しているような。
誌面では掲載できなかったのですが、私にしてはかなり珍しいピンクのスカート、買っちゃいました。これを着て仕事へ行くと、「わあ、珍しいね」とよく言われます。この「どうしたの、珍しいね」的な人からの言葉、少し前までは、似合わないもの着て、どうしたの? と言われているような気がして居心地が悪かったのですが、どうしたことでしょう、今言われると、なんだかうれしいのですよね。「そうなの、ステイホーム中に嗜好が変わって(笑)」とか言っている私がいるではないですか!
素直にそう思えるのは、このスカートも、今の自分に似合うかどうか、必要なもの(=気分を上げて、ワクワクさせてくれる)かどうかを、自分なりに熟考して吟味して、手に入れたものだから。「好きなもの」「必要なもの」を今まで以上に見極める目を、この春のステイホーム期間を経た私たちは、自然に身につけたのではないかしら。
この先、生活はまだまだ不自由が多いと思うけれど、大人のおしゃれはより研ぎ澄まされていく気がして、実はとっても楽しみなのです。
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