by マーヴェラス原田
年齢とともに変化する肌を見据えて、肌だけにとどまらず筋肉・認知科学・脳科学など多角的な研究をもとに常に新しいエイジングケアを提案し続けてきた、ポーラのB.A.。1985年のブランド誕生から実に四半世紀となるこの秋、6代目となる最新のB.A.が登場します。
着目したのは、遺伝子研究の「エピゲノム」。もう、生物が苦手だった私は裸足で逃げ出したいくらいなんですが(笑)、同じ遺伝子を持って生まれた双子でも外見や性格、病気のかかりやすさは全く同じではありませんよね。エピゲノムとはライフスタイルや生活環境、そして心理的変化によって遺伝子が後天的に変わっていく仕組みのこと。すなわち肌に関わる遺伝子スイッチも、何らかのチカラでONにすることができるんじゃないか、とポーラは考えたわけです。
そんな遺伝子レベルのサイエンスから生まれた新生B.A.。9月11日発売のローションを皮切りに、全5品でのデビューです。
こちらの記事でも「25歳くらいのころを彷彿とさせるような感触に!」と絶賛されていたローションがこちら。ジェルかと見紛う濃いとろみがありながら、吸い込まれるようになじむ浸透力の高さ、そして肌がうるおいで膨らんだかのようなハリ感に感激必至。まさに美容液レベルの肌ごたえで、夏バテ肌を優しくうるおして明るく艶やかに整えてくれます。リフィル&ハーフサイズもあるのが嬉しい!
B.A. ローション 120mL ¥20000、ハーフサイズ 60mL ¥11000/ポーラ<9月11日(金)発売>
*リフィル(120mL ¥19000)は11月6日(金)発売
そして10月には4品が一挙発売に。右のクレンジングクリームは濃密クリームが肌の上でほぐれるようにオイルにチェンジ。柔らかくコクのあるテクスチャーで、不要な角質や汚れを優しく取り去ることができます。
話がちょっとそれちゃいますが、B.A.は「シプレフローラルアレンジメント」と名付けられた、トップ・ミドル・ラストノートのあるフレグランスのような香りで統一されています。これがまたこだわっていて、アイテムごとに香り立ちが絶妙にチューニングされているんです。例えば、クレンジングクリームの香りの第一印象はどことなくノスタルジック。上品でクラシカルで、女らしくて……1日の終わりのちょっと疲れた心まで包み込むような優しさを感じました。それとは対照的に、左側の洗顔にはグリーンを感じるみずみずしさが。朝にも夜にも似合う仕上がりなんです。香りでここまで楽しめるのも、さすがB.A.!感動しました。
話を使い心地に戻しましょう。洗顔は、ムチッと濃密な泡がこすらなくても汚れをからめとってくれて、洗顔後の肌は透き通るよう。しかも肌のしっとり感&柔らかさまでアップ! この後にB.A. ローションを使ったら、最上級に吸い込みが良さそうです。
(右)B.A. クレンジングクリーム 130g ¥10000、(左)B.A. ウォッシュ 100g ¥10000/ポーラ<10月2日(金)発売>
最初にご紹介したローション(左)とともに使いたいのがミルク(中央)&クリーム(右)。
ミルクは乳液の中に含まれる柔らかいオイル成分の感触が本当に心地よくて、最高に癒されます。私、つい乳液を省きがちな面倒くさがりなのですが、久々に「使い続けたい!」と思えるものに出合いました。しっかりとなじんだ後の肌が本当にふっくら柔らかで、触れるだけで幸せに! 気分までアガりますよ。クリームもまた言うまでもなく。コクがあるのにするりとなじみ、ベタつき知らず。ミルクで与えたツヤとうるおいをさらに増幅しつつ、ハリをもたらして奥底から(遺伝子レベルのサイエンスで!)いきいきと湧き上がるようなエナジーを感じる肌に。沈香の奥行きあるラストノートが、また安らぎを誘うんです。これを使えば、さらなる美肌へ誘う“良い睡眠”も得られそう。
(左)B.A. ローション 120mL ¥20000<9月11日(金)発売>、(中)B.A. ミルク 80mL ¥20000<10月2日(金)発売>、(右)B.A. クリーム 30g ¥32000<10月2日(金)発売>/ポーラ
*リフィル(ローション 120mL ¥19000、ミルク 80mL ¥19000、クリーム 30g ¥30000)は11月6日(金)発売
最後にもうひとつ。新B.A.は、容器のデザインも特徴的。優雅な曲線をもつパッケージは、今にも動き出しそうな躍動感が。置き方ひとつで表情が変わるので、常に新鮮な印象です。見ているだけで脳も感性も刺激してくれそう。
そうそう、スキンケア3品はぜひ引き上げるようになじませてください。アイテムごとに細部までこだわった香りを楽しみながら、肌に備わったハリ感を記憶させるかのようにしばしその手を止めてみる……。お手入れを楽しめば、肌もその思いにしっかりと応えてくれます。最先端のサイエンスを肌に届けつつ、丁寧なケアの楽しさを再認識させてくれる新生B.A、ぜひ秋の夜長のケアのお供にどうぞ!
- WEB美容エディター 原田千裕
- ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。