<これから紹介する6つのコーデに使用するA〜Iのアイテム詳細はこちら>
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エディター・三尋木奈保の「気分が上がる服」最新ワードローブ9
人気エディター三尋木奈保さんが、今まで以上に「服を買う視点が慎重になった」というこの夏、選び抜かれた"気分が上がる服"を軸とした最新ワードローブをお届け。
COORDINATE 1
目をひくテラコッタ色はベージュで自分らしくなじませて
「このブラウス、色みもデザインもとっても素敵なんですが、ウエストリボンを2重にするカシュクールタイプだから、着るのに時間がかかる(笑)。以前だったら面倒と思ったかもしれないそんな過程も、ファッションの楽しみを見直している今年なら「おしゃれしている実感」に変わりました」
Aを着用!
BLOUSE_VERMEIL par iéna
SKIRT_l'heritage martinique
BAG_BOTTEGA VENETA
NECKLACE_Wendy Mink
BANGLE_blanc iris
SHOES_HERMÈS
「私にとってはチャレンジカラーのテラコッタ。定番のベージュスカートと合わせるのが、やっぱり落ち着きます。エルメスのサンダルは15年以上前に買ったもの。途中数年間なぜか履かない時期もありましたが、今は毎年ヘビロテで愛用中。経年変化も決してくたびれた感じにならず、いい味わいになるのがさすが老舗のクオリティだなぁ、と実感しています」
COORDINATE 2
原点回帰の白×ネイビー。足もとで今っぽさを主張して
ステイホーム中にワードローブの整理をしていた時、「昔は白×ネイビーが大好きだったのに、最近着ていないなぁ……」と気がついて。この配色は、真夏に素足で実践するのが素敵なはず、と暑くなるのを待っていました(笑)。
CとGを着用!
SHIRT_NOBLE
SKIRT_ebure
BANGLE & RING_blanc iris
BAG_BOTTEGA VENETA
SHOES_LAOCOONTE
「白×ネイビーは、ともすると真面目すぎ、さわやかすぎに陥りがち。Cのスカートでドラマティックな迫力を、Gのサンダルで今どきの辛さを加えてみました。ツヤ素材のスカート×マットなリネンシャツの、素材感のコントラストもポイント。単なる上品スタイルに終わらないよう、大人ならではのワザを取り入れてみたつもりです」
COORDINATE 3
ふんわりブラウス×タイトは”女っぽさ”を意識するために
「この数カ月間、ウエストゴムのボトムやフレアスカートで自分を甘やかしていたけれど。タイトスカートの女っぽさを忘れてはいけない、と組んでみたコーディネート。甘めのふんわりブラウスとすっきりしたタイトの相性は、やっぱり鉄板。気持ちもシャキッと締まります」
Bを着用!
BLOUSE_VERMEIL par iéna
SKIRT_Cellar Door
NECKLACE_HANNACK
BANGLE_CATHs
BAG_Marco Masi
「Bのブラウスは、ケープ風の袖が着映えと二の腕カバーを同時にかなえてくれる優秀デザイン。タイトスカートは、ハイウエストで前あきデザインのものが好き。辛口でモダンな雰囲気があるし、おなかまわりがすっきり見える気がします」
COORDINATE 4
ラベンダーのスカートは正統派のきれいめフェミニンに
「ラベンダーを着るのは、人生初! ピンクにブルー糸を織り込んだような、なんともニュアンスのある色みにぐっときて。あとはやっぱり、新しいおしゃれで気分を上げたいという気持ちも大きいのです」
Dを着用!
BLOUSE_THIRD MAGAZINE
SKIRT_ebure
BANGLE_TIFFANY
BAG_PAOLO MASI
SHOES_NEBULONI E.
「このスカート、最初はブラウンやモカのトップスが合うかなぁと想像していたのですが、しっくりくる色みが手持ちになくて(泣)。そんな時、私が頼るのは、黒よりも白。バンドカラーの白ブラウスで、あえて正統派のフェミニンにもっていったら、自分らしいバランスに着地。この手のスカートは通年ではけるので、秋冬の着こなしを早くも妄想中」
COORDINATE 5
サマーブラックは柄スカートでプラスの個性を
「柄スカートも、5年に一度買うかどうか……な、私にとってはレアなアイテム。こちらはレリタージュ マルティニークとのコラボで、柄のデザインをイチから起こしてもらったもの。シックな華やかさが、私好みの理想的な仕上がりに♥」
Eを着用!
TOPS_YLÈVE
SKIRT_l'heritage martinique
EARRINGS_blanc iris
BAG_MAISON N.H PARIS
SHOES_CELINE
「花柄を私が着ると、甘さがマダム風に転んじゃう気がして、モダンなリーフ柄をオーダーしました。さらりと軽やかな素材で、涼しく着られるのもポイント。柄アイテムはそれ自体が個性になるから、全身ワントーンでまとめて、すっきり着こなすのが私的なこだわりです。オールブラックは、肌見せできる夏だからこそトライできるアプローチ」
COORDINATE 6
辛口スタイルにはクリーンな白小物を加えて
「今季新調した白のメッシュバッグとパール、そしてサングラスを同時にきかせるなら……服はシンプルなカジュアル方向で、ダークな色合わせがいい、という発想からのコーディネートです。白小物を効果的にさすスタイルは、昔から大好き」
FとHとIを着用!
BLOUSE_THIRD MAGAZINE
PANTS_Plage
SUNGLASSES _BLANC
NECKLACE_SOPHIE BUHAI
BANGLE_TIFFANY
BAG_Anita Bilardi
SHOES_MANOLO BLAHNIK
「大きめのメッシュバッグは、スカートよりもパンツに合わせたほうが断然すっきり映えます。今までサングラスといえばブラウン系オンリーだったけれど、クリアフレームのグレーに替えたら、とたんに顔立ちがシュッと今っぽく見えるような気がして、新鮮です。私にしては辛口な着こなしですが、パールネックレスをひとさじの女っぽさとして投入」
※この特集に出てくるアイテムはすべて三尋木さん私物です
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