スタイリスト 徳原文子
ツヤ、透け、モフモフ。来シーズンは＂素材＂が主役
思いがけず仕事の「空白期間」ができたこの春夏。一度頭を空っぽにした状態で久々に見る「新しい服」は（まだ全貌はつかめていませんが）、なんだか楽しい予感に満ちていました。
注目すべきはなんといっても、「素材」！ モフモフのモヘアやカシミアなど冬らしい質感はもちろん、レザーやナイロンなど艶素材もバリエーションが豊富に。また、一見夏物のような透けるシアー素材をニットと合わせる着こなしも気になります。
特にワクワクさせてくれたアイテムを軸に、7つのスタイリングを考えてみました。
徳原的「次のカワイイ！」7つのキーワード＜前編＞
01 カジュアルでドラマティック！
“フライトジャケットに使われるミリタリーなナイロン素材。
「この生地でこんなスカートを作っちゃうんだ！」ってひと目で釘づけになってしまいました。
艶のあるスカートってどうしてもエレガントになりがちだけど、これならうんとカジュアルにはける。それでいて小物しだいできれいめになれるから、実はすごく使える一枚だと思います。”
スカート￥47,000／アパルトモン 青山店（マディソンブルー） Ｔシャツ￥9,800・カーディガン￥26,000／スローン メガネ￥44,000／アイヴァン 7285 トウキョウ（アイヴァン） ピアス￥14,000／ショールーム セッション（マリア ブラック） バッグ￥120,000／八木通商ザンケッティ事業部（ザンケッティ） 靴￥123,000／ドゥロワー 六本木店（ロシャス）
02 甘く、ゆるっとミルクベージュ
“去年までは「ドライなベージュをかっこよく着る」というのがテーマだったけれど、この秋冬は打って変わって、ぐっと女っぽいベージュ。色のトーンはちょっとミルクっぽくて、質感はふわふわしてたり、とろんとしてたり。大人が肩の力を抜いて着こなす柔らかな甘ベージュ、おすすめです。”
ニット￥45,000／サード マガジン（リア） 手に持ったジャケット￥69,000／アングローバル（イレーヴ） パンツ￥34,000（シャイナモート）・バングル￥39,000（マラ エムシーエス）・靴￥69,000（ミッシェルヴィヴィアン）／アパルトモン 青山店 ネックレス￥18,000／アマン（アンセム フォー ザ センセズ） バッグ￥145,000／エリオポール代官山（ザンケッティ）
03 スニーカー代わりにローファーを
“秋の足もとで気になったのが、ロングブーツとローファー。特にローファーは、「いつもならスニーカー」という日にポンと投入するだけで一気に新しい気分になれる、便利な存在になりそう。トラッドに決める！ というよりはレトロな可愛さを足す感覚です。”
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靴￥90,000／トッズ・ジャパン（トッズ） ジャケット￥58,000／ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 表参道店（ドゥーズィエム クラス） Ｔシャツ￥16,000／エイトン青山（エイトン） スカート￥42,000（シャイナモート）・バッグ￥56,000（パームグレンス）／アパルトモン 青山店 ネックレス（上）￥18,000（マリハ）・（中）￥29,000（マリア ブラック）／ショールーム セッション （下）￥11,000／ANAYI
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【後編】秋冬の新作から見つけた！スタイリスト徳原文子の「次のカワイイキーワード7」
スタイリスト・徳原文子が秋冬の新作の中から、彼女のアンテナに引っかかった最旬の「カワイイ」をご紹介します！
