レ・メルヴェイユーズ ラデュレの2020秋新色のテーマは「パリ・クチュール」。モードの中心地であり、この上なくロマンティックな街・パリを通して生まれた“オートクチュール”なコレクションです。まずはいちばん大きな陶器製のポットに注目。これぞオートクチュール!な数量限定のコレクターズアイテムからご紹介しましょう。
その昔、18世紀後半を生きた貴婦人たちは本物のバラの花弁から色をとり、頬化粧を楽しんでいたとか。頬は自己表現の最高の舞台と考え、“表情美”をもたらすチークに特別な思い入れがあるレ・メルヴェイユーズ ラデュレ。そんなブランドならではのアイテムが今季も登場します。
昨年のスワンのチークもとっても愛らしかったのですが、今年は花器にいけたバラをかたどった優雅なポット。その中には、リアルなブーケを思わせるプチローズがぎっしり!
1枚1枚手作業で作られているという花弁チークは開きかたも反り具合もそれぞれ個性があり、リアルな花を見ているよう。配合されたエモリエントオイルのおかげか、触れるとびっくりするほどしっとり&なめらかで、まるで本物の花弁に触れているみたい。しかもブラシでくるくるしても、粉が散りにくい! これなら長ーくローズの形を楽しめます。香りももちろんローズ。そこにフルーツやバニラが溶け合ったパウダリーでノスタルジックな香りは、このチークのクラシカルな佇まいにぴったりです。
ブラシにとれば4つのローズの色が混ざり合い、喜びに頬を染めたかのように絶妙に発色。簡単に幸せ顔が完成します。なにより、毎朝このポットの蓋をとりチークを施す仕草を思い浮かべるだけで幸せになれることうけあいです。
リミテッド エディション ローズ ラデュレ 1種 ¥12000/レ・メルヴェイユーズ ラデュレ<9月4日(金)数量限定発売>
このほか、ラデュレの人気の定番ルージュ&アイカラーパレットにも新色が仲間入り。
まるで騙し絵のような口紅型キャップとクラシカルな彫刻(これもひとつ一つ手作業なんですって!)、ヴェルヴェットテクスチャーの濃厚発色が魅力のスティック ルージュには、新たに3色が加わります。
写真の10 ドラジェはノンパールのモーヴピンク。ちょっと白を含んだパープル寄りの発色で肌に透明感を呼び、秋メイクにエレガントなムードをプラスしてくれます。唇にぴったり密着してなめらかに仕上がるのも気持ちいいし、大きめの球状粉体が入っていて唇の縦ジワを目立たなくしてくれるのも見逃せません! このスティック ルージュ、本当に秋にぴったりの上品カラーが充実しているので、ぜひチェックしてみてください。
スティック ルージュ 新3色 各¥4000/レ・メルヴェイユーズ ラデュレ<9月4日(金)発売>
いつ見ても「スイーツが入っているんじゃないかしら?」と思ってしまう、鮮やかピンクがキュートなフィンガーサイズのアイカラー コレクション。コンパクトなパッケージにシアーやマットなど多彩な質感の4色がセットイン。何通りものアイメイクが楽しめる人気アイテムにも、2種が新登場します。
私の推しは、ちょっとクールなブルー系&ブラウンがセットになった05。秋冬の目もとに寒色系を使うのが大好きな私は、めちゃくちゃツボです。写真でわかると嬉しいのですが、繊細なシマー感がまた美しい。しかもオイルリッチなパウダーなので、タッチもしっとり柔らか。メイクの最中からうっとりしちゃいます。
ちなみにもう1種類は、チャコールの締め色にワイン〜パウダーピンクのグラデがセットになったレディなパレット。そちらもまた秋っぽくシックなのでぜひ。
アイカラー コレクション 新2種 各¥5300/レ・メルヴェイユーズ ラデュレ<9月4日(金)発売>
マスクだからこそアイメイクはいつも以上に考えたくなるし、オンラインでは口もとやチークの色が“映り”を左右することも学んだ今。見て&触れて楽しく、メイクして幸せになれるラデュレの秋新色で、気持ちを上げていきましょう!
- WEB美容エディター 原田千裕
- ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。