(右)ダイヤモンド酒造 シャンテY.A. マスカット・ベーリーA Yキューブ 2017
(左)勝沼醸造 アルガーノ モンテ 2018
(左)1937年創業以来、山梨県勝沼町に根ざし、ぶどう栽培からワイン醸造までを一貫して手がける。甲府盆地の丘陵地帯にある穂坂地区は日照時間が長く、そこで収穫される完熟マスカット・ベーリーAをゆっくりと発酵させ、フレンチオーク樽で熟成。ベリー系の香りと豊かな果実味、柔らかく軽いタッチ、ほのかなタンニン。750㎖¥3,000/勝沼醸造
「香りが豊かでタンニンが柔らかく、優しい味わいの赤なので、和食ととても相性がいいです。みその風味ともよく合うので、豚肉とれんこんをみそとバターで炒めたものをおつまみに。バジルもたっぷりと加えて一緒に炒めると、さわやかな香りが立ってアクセントになります。和食もバターやバジルで目先を変えると新鮮ですね」
【レシピ】豚肉とれんこんのみそバター炒め
【材料】[材料・2人分]
豚切り落とし肉…150g
れんこん…150g
にんにく(つぶす)…1/2かけ
バジルの葉…8~10枚
バター…大さじ1
A
みそ・みりん…各大さじ1
しょうゆ…小さじ1
こしょう…少々
【作り方】
❶れんこんは皮をむいて7㎜幅の輪切り、大きければ半月切りにする。Aは混ぜ合わせておく。
❷フライパンにバターとにんにくを入れて熱し、にんにくの香りが出てきたられんこんを加え、透き通るくらいまで炒める。豚肉を加え、火が通るまでさらに炒める。
❸Aを加えて炒め合わせ、バジルの葉も加えてさっと炒める。器に盛り、こしょうをふる。
- 平野由希子
- 料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ、フランス農事功労章シュヴァリエを叙勲。ワインバー「8 huit.」オーナー。フレンチをベースにしたおしゃれな料理とワインのペアリングを学ぶ、少人数制の料理教室「cuisine et vin」を主宰。詳細はホームページで。(https://www.yukikohirano.com/) 近著に「ソムリエ料理家のワインを飲む日のレシピ帖」(KADOKAWA)。