マスクで顔の下半分が隠れているからでしょうか。最近、エレベーターの中や街角で偶然顔が近づくと、相手のまつ毛が断然気になります。この前もまつ毛が豊かな女性の横顔に釘づけになり、ちょっとアブないヒトになりかけました(笑)。
それにひきかえ、年々頼りなくなっていく私のまつ毛。本数も太さも衰えて、マスカラを塗っても映えないし、なんだか全体的に短くなったような気が……。加齢や日々のビューラー&クレンジングなどの刺激に加えて髪の毛と同じくパーマだ!エクステだ!とまつ毛を酷使してきたツケですね。こう考えると女性って、繊細な目のまわりに生えた同じくデリケートなまつ毛にものすごくダメージを与えていることに気付きます。個人差はありますが、一説によると女性は1年で約2000本のまつ毛が抜けるとか。怖っ!
そんな現代女性のストレスフル&ダメージだらけのまつ毛のためにこの秋新たに生まれたのが、ランコムのまつ毛美容液・シィル ブースター ラッシュ セラム。まつ毛をケアして活力を注ぎ込むという、弱った大人のまつ毛にふさわしい美容液です。
ゴールドにきらめき、かつテクノロジーを感じさせる、まるで試験管のような美しいフォルムもさすがランコム。手に取るたびにケアへの意欲を盛り上げてくれます。この中に閉じ込められているのは、毛髪科学に基づいた濃厚なフォーミュラ。髪の毛と同じくケラチン(アミノ酸)を主成分とするまつ毛のことを考えた、4つのアミノ酸をベースにしています。
キャップにはブランドの象徴・ランコムローズが。余談ですが、このまつ毛美容液には保湿や抗炎症などが期待できるセンチフォリアバラ花エキスも配合されています。そのほかCICAクリームで名を馳せた通称“若返りのハーブ”ツボクサ由来のマデカッソシドも。まつ毛の育毛、補強、活性化、そして保護まで網羅した設計ですが、この多才な成分ラインアップはまつ毛の土壌である目のまわりにもいい結果をもたらしてくれそうです。
アプリケーターは、しっかりとまつ毛の生え際にまで成分が届く細身で繊細なブラシタイプ。筆先をまつ毛の生え際に沿わせるようにして塗布したら、その後まつ毛の根元から毛先まで塗り広げてください。筆先が細くコシがあるので手間取ることはありません。
しかも美容液は濃厚なのにさらりとしたテクスチャーでボタッとついたりしないし、ダマっぽくなって視界の邪魔をするようなストレスも皆無。そのまま1分半ほど乾かせば完了です。これを朝晩の2回続ければOK。
まつ毛美容液ってベタベタと残り続けるものが多いイメージがあったので、最初は朝に使うのはためらいました。ですが、このセラムはとっても優秀。目まわりにストレスを残すことなく、アイメイクにも影響を及ぼしません。もちろん眼科医によるテスト済みです。
髪と同じくゆっくりと成長するまつ毛ですから(しかも生え変わる周期はものすごく短い)、そうそう変化は出ないと思っていました。でも、数日使っただけでヘナヘナと元気のなかったまつ毛がしゃん!としたような気が。素まつ毛でも若干、上向きになってるんですよね。これは続けたくなる手応え。よし、ちゃんと続けて美まつ毛に育てるぞ!
と、まつ毛に自信が出てきたらマスカラもランコムのヴィルトゥーズ ドール アイ(¥4000)をぜひご一緒に。元気になったまつ毛をさらに長く、上向きに見せてくれる人気マスカラです。お湯でオフできて、まつ毛に優しいのもポイント。
長年酷使してきたアラフォーのまつ毛に活力を与えて、1本1本を美しく健康的な印象に導いてくれるランコムのシィル ブースター ラッシュ セラム。今からでも遅くありません。フサフサの美まつ毛を手に入れて、マスクに負けない素敵な目ヂカラを取り戻しましょう!
シィル ブースター ラッシュ セラム 4mL ¥4200/ランコム
- WEB美容エディター 原田千裕
- ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。