ヘア&メイクアップアーティスト・岡野瑞恵さん
色と光を計算しながらヘルシーな肌へ
「大人の肌のポイントは、透明感、適度なツヤ、柔らかさとしなやかさ、血色のよさ。これらが満たされていれば、自分でも『キレイ』と思えて、うぬ惚れられるはず」と岡野さん。
そのためには「ただ塗ればいい」と思ってはダメ。ファンデーションは密着感の高いクリーム、リキッドなどの練り系がベスト。
「また、下地とファンデーションは2種類を使い分けて顔に立体感を出します。また、チークまでをベースと考えて、やはり2種類を駆使。ひと手間かけて顔立ちをはっきりさせ、いきいきと見せて」
岡野瑞恵・うぬ惚れベースはこう作る!
肌を底上げする下地を顔全体にオン
下地はキメを整え、ふっくらさせるタイプと、トーンアップタイプの2種でメリハリを。最初に肌を整える下地を顔全体につける。
トーンアップ下地を輪郭以外にのせる
明るくする下地を米粒大量取り、顔の中心寄りに5点置きしてのばす。輪郭に塗ると首との色の差が目立つので、中心部にだけ塗って。
ファンデーションは、まずツヤタイプを全顔に薄〜く
全体にツヤ、側面はややマット質感と、ファンデーションも2種活用。最初にツヤ系をスポンジでトントンと薄くのせるが、輪郭は薄めに。色は肌色ジャストか少し明るめを。
マット系ファンデーションを輪郭に塗って締める
肌色より一段暗い、マット寄り質感のファンデーションを顔の側面のあご先以外に塗る。輪郭が引き締まって、顔が小さく見える。
ファンデーションを混ぜればコンシーラー代わりに
クマや薄いシミなら2種のファンデーションで自然にカバー。3のツヤ系と4の暗めマット系を混ぜ、気になる箇所に指でトントン。
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【後編】いまアラフォーに必要な「うぬ惚れ肌」の作り方を岡野瑞恵さんが伝授!
多くのアラフォー女優に信頼されている岡野瑞恵さんのメイク。どんなシーンでも自信がもてるベース作りのコツを公開!