化粧水と乳液の機能を凝縮したイプサのMEは、初代製品は1987年発売というベストセラー化粧液。愛され続ける秘密は、肌に足りないものを与えるという対処法ではなく、肌をつくる細胞そのものがよい状態で新しい細胞に生まれ変わることを重要視する、根本的なアプローチをかなえる処方にあるのでしょう。
そんなMEが、またしても進化を遂げます。9代目となるMEが着目したのは、肌の酸素レベル。
生命に欠かせない酸素は、肌でも重要な役割を担っています。普段私たちが呼吸をするように、細胞も体の中で、血液が運んでくる酸素を取り込む“呼吸”をしています。そうして取り入れられた酸素は細胞活動に必要なエネルギーや、成熟に必要な因子を生み出すもとに。つまり、美肌を生み出すには細胞ひとつひとつに酸素をたっぷりと取り込めるパワーがあり、酸素リッチな肌でいることが必要なんですね。
イプサが調査したところ、酸素を取り込むチカラ、すなわち酸素レベルが高い肌はうるおいとハリがあり、悩みが出にくい肌状態の人が多かったそう。でも悲しいかな、細胞が酸素を取り込むチカラは一人ひとり異なります。
そこで、根本的な細胞へのアプローチを続けてきたMEの出番! 肌の酸素取り込み力をサポートするヒオウギエキスをキーに、レベルの高い人、そして低い人それぞれに合わせて開発した独自の「OX-ME成分」を新配合。さらに、皮脂分泌力に応じて肌環境の乱れに対応する4種の成分を掛け合わせ。一人ひとりの肌状態に寄り添う8種のMEを生み出したんです。
8種のMEのサンプルボトルを並べてみました。クリアでみずみずしいものから、まろやかで濃密なうるおいをもたらす濃いミルク状のものまで、使用感もいろいろ。これだけあれば、自分の肌状態にしっくりなじむベストな1本が見つかるはずです。
イプサのレシピストさんが、カウンセリング&私の肌状態を見て選んでくれたのはME 3。酸素レベルはそれほど低くないものの、ちょっと皮脂分泌力が低い状態、ということで酸素レベルが高い肌向けの「OX-ME成分 α」と、皮脂分泌力対応成分としてローズヒップオイルが配合されています。
ボトルの裏面。MEのナンバーがひとつだけ印字されています。余計なものを際限までそぎ落とした、このボトルデザインもやっぱり素敵です。
テクスチャーはとろりとややリッチで、オイル感もあり。ですがなじむとベタつかず、さらり。この後肌の感触も、とっても好み! そこまで見抜かれていた?と思うほど的確なセレクトです。そして感触はモチモチ! 使い続ければ肌の酸素取り込み力もアップして、ますます酸素リッチな健やか肌になれるかも。期待しちゃいます。
ちなみに、8種のMEは1本ごとに専任の研究員が担当。肌のすみずみまで心地よくをいきわたらせるための効果的なテクスチャーをそれぞれ開発したそう。そのこだわりっぷりにも脱帽です。
生命活動に欠かせない酸素は、健やかな肌細胞の源でもありました。気温が下がって血行が悪くなると、酸素の供給を維持するのも難しいはず。ぜひイプサのMEで肌の呼吸を整えて、酸素たっぷりの冬美肌を維持しましょう。
イプサ ME 全8種 各175mL ¥6500[医薬部外品]/イプサ<11月13日(金)発売>
- WEB美容エディター 原田千裕
- ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。