エコバッグを持ち歩いてレジ袋をもらわないようにしているのに、家では日々ラップやジップつきバッグを使っては捨てを繰り返してるのって、どうなの!?
サステナブルな意識がちょっとずつ個人レベルでも高まっているいま、ネットで話題になっている2アイテムを使ってみました。
ひとつ目が、何度も繰り返し使えるオーガニックなフードラップ【Bee Eco Wrap】。
オーガニックコットンの生地に蜜蝋と木の樹脂、ホホバ油でコーティングしたもの。天然の抗菌・殺菌作用があり、食品を新鮮に保つことができるんだそう。水と食器洗剤で洗って、繰り返し使えます。
ふたつ目が、【stasher】のシリコーンバッグ。食品用品質として認定されている100%ピュアプラチナシリコーン製で、これもリユーサブル! 耐熱温度は250℃、耐冷温度は-18℃。加熱・冷凍OKで調理にそのまま使えちゃう優れもの。
モデルのローラさんがYouTubeで紹介していたことで注目されたアイテムです。
■使いかけ野菜の保存にぴったり!Bee Eco Wrapを使ってみた
S〜XLまでの4サイズあるBee Eco Wrapから、使用用途の幅が広そうかなと思ったSサイズとMサイズをお試しします!
触って見ると、ちょっとペタペタする重ためのクロスという感じです。このペタペタ感は、何度か使って洗うを繰り返しているうちに、落ち着ついてきました。
抗菌性のある蜜蝋やホホバ油の天然の保存性によって、野菜を新鮮に保ってくれる効果がある!
ということで、まずは野菜を包んで見ます。
ちなみに普段は、使う分だけカットした残りの野菜はラップに包んで保存しています。一応、無添加のポリエチレン製のラップにしているのですが、くっつき力が弱くて冷蔵庫入れてるうちに、気づいたらはがれかけてるなんてことも・・・。
Bee Eco Wrapは手のあたたかさで柔らかくなるので、野菜をバサッと覆ったら、手のひらで軽く圧をかけると野菜の形にピタッと沿います!
お味噌汁に入れるために1/4だけ使ったあとの、残りのかぼちゃのカット面にも隙間なくフィットしました。小さめのかぼちゃだったのでMサイズで包めました。
Sサイズは大根や人参の断面を覆うのにジャストなサイズ!
手の温度で柔らかくなりますが、冷えると固まるので、しっかり密閉できました。そのため、Bee Eco Wrapを一回外して、また大根を少しだけ使って残りを包み直す、これを何度繰り返してもピタッと包めます。
普通のラップだと1回目は密着しても、2回、3回で密着力がなくなって捨ててしまっていましたから、エコなうえに、新しいラップで包み直す手間もかからなくて、とっても便利!
Bee Eco Wrapで覆った大根の断面の3日経過した状態がこちら(↑)。
いつもならすぐ乾燥してパサパサな断面になっていたのに、見た目にも水分が残っているのがわかります。生鮮食品も週末にまとめ買いして、平日ちょっとずつ使っていく派としては、鮮度が保てるのはうれしい!!
LやXLサイズなら、キャベツやレタスを丸ごと包んで保存もできるみたいです。
最近、家でもペーパーレス化と称して新聞を電子版に変えたため、野菜の保存がビニール袋かポリエチレンのラップになっていたので、繰り返し使えて保存性の高いBee Eco Wrapを数枚持っていると便利だと思います。
蜜蝋が熱で溶けてしまうので、レンチンや熱々のものを包むことはできませんが、それ以外は普通のラップのように用途も豊富。
仕事中に飲みかけのドリンクのフタ代わりにコップに、残り物のごはんのお皿にかぶせておく。透明のラップを使うより、見た目が圧倒的におしゃれになるので、テーブルに置きっ放しにしてるのを見られても恥ずかしくありません(笑)。使い始めはペタペタした蜜蝋のワックスがグラスにつくことがあり
個人的に便利だなと思ったのは、サンドイッチやおにぎりを包む使い方。仕事が立て込んでいて、ランチに出れなさそうな日は、こういった軽食を作ってオフィスに持っていくのですが、普通のラップに包んだものだと気づいたらバッグの中で潰れるけど、ランチボックスに入れていくと食べ終わった後もバッグの中でスペースをとる・・・。
Bee Eco Wrapで包んで冷蔵庫でしっかり冷やしておくと、ある程度固くなるので、べちゃっと潰れるのを防げるし、昼食後はペタッと折りたためばいいので超コンパクトになります!
バッグに入れたときに、他の荷物に蜜蝋ワックスがついてしまう場合があるので、Bee Eco Wrapの上からお弁当箱を包むクロス等で覆うとベターなようです。
Bee Eco Wrap Sサイズ ¥902、Mサイズ ¥1,452(ともに税込)
■保存+調理ができる一石二鳥なStasherも使ってみた!
stasherの公式サイト限定で発売されている4点セットを使ってみました!
セット内容は、「スタンドアップ」と「ハーフガロン(Lサイズ)」、「サンドイッチ(Mサイズ)」、「スナック(Sサイズ)」が各1点ずつ。
密閉性が高いので、使いやすいサイズにカットした野菜をそのままバッグに入れて冷蔵保存が可能です。この日は冷蔵庫がガラッとしてたので寝かせて置きましたが、野菜室に立てて入れればスッキリ収まって、収納スペースも確保できそう!
こちらの野菜を入れたサイズ(写真上)は、サンドイッチ(Mサイズ)。マチがないので、空気を抜きながら封をしてほぼ真空状態にすることができて、鮮度が長持ちします。実際に週末にカットしてstasherに入れたこの野菜は、3日後に使うときも乾燥してしなびることなく、新鮮さが残っていました!
この日はstasherに野菜を入れたまま湯煎して、温野菜のサラダを作りました。保存容器でそのまま調理ができちゃうから、洗い物が少なくて済むのがうれしい!!
汚れ物を増やさずに調理できるという点で言えば、250℃まで耐熱性があるのでオーブンで使えるというのがすごく便利。stasherのハーフガロン(Lサイズ)にお肉と調味料を入れて漬け込んだものを、そのままオーブンへ。オーブンのトレイを汚さずに済むうえ、stasherに入れたままだとお肉の水分を閉じ込めたまま焼けるのでしっとりおいしく仕上がります!
セットの4サイズ試したなかで、一番使い勝手がいいなと思ったのが「スタンドアップ」というマチ付きタイプ。多めに作ったスープを入れて冷凍保存したり、立体的な野菜や果物を丸ごと入れることも可能です。なにより調理道具としての幅が広い! お手軽レンチン料理をよくする方に、特におすすめです!
ちなみに4点セットのスタンドアップは、ミディアムサイズで縦が19.5cmあります。25Lサイズの家の電子レンジでギリギリ入るサイズだったので、自宅の電子レンジサイズを確認してから選ぶのをおすすめします。
わたしはごはんは玄米が好きなのですが、家族はみんな白米派。なのでいつもは3合くらいまとめて炊いて、小分けに冷凍保存して1週間のうちに食べていくというスタイルなんです(笑)。
でもスタンドアップに1合分の玄米を入れて、お水を入れてレンジでチンで、ふっくらおいしい玄米が炊けました!!
最初に600Wで6分チン、次に200Wに下げて12分チン。蒸らし時間を入れても30分かからずに玄米が炊けるんです。
ごはん以外に、パスタもうどんもいけます! スタンドアップのミディアムだと麺の方が少しだけ長いので、折らないと入らないのはちょっと難点かもしれませんが、在宅勤務中の昼食を1人前サクッと作れる楽さを考えれば、すする麺が多少短いのなんて気になりません(笑)!
ちなみに乾麺とお水にプラスして、ベーコンや調味料を入れて一緒にチン。レンジから取り出したあたたかいバッグの溶き卵と粉チーズを入れて混ぜれば、フライパンを一切使わずにカルボナーラが完成!
ひっそり、感動したのが洗い物のとき。stasherのバッグは、角が全部丸いので、スポンジがしっかり届くのです! ジップつきのプラスチック袋も1回で捨てずに洗って使っていたときは、お肉をつけたあとは一生懸命洗わないと角に調味料がくっついてたのですが、これは意識せずささっと洗いで済みました。
わたしの家にはないので試せなかったのですが、食洗機も対応しているそうです。
stasher クリア4点セット ¥6,820(税込・公式サイト特別価格)
■まとめ:BeeEcoWrapとstasherは、環境にもやさしいし生活も快適になる!
いままでの使い捨ての食品保存アイテムより、サステナブルではあるけど使うときに多少手間は感じるのかなと思っていたのですが、そんなことありませんでした。もちろんリユースするのに洗う&乾かす工程は増えますが、使い捨ての袋やラップみたいに「もうすぐなくなるから買いに行かなきゃ〜」なんて考えずに済むという方が、QOLを考えればお得です!
- WEBエディター MM
- ファッション&ビューティをはじめ、オールジャンルの記事を企画・執筆。エディター業と並行してアパレルのPRとしても働くなかでキャッチした最新トピックスから、アラフォーの日々が快適&楽しくなるモノやサービスをお試ししていきます!