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古川雄大・振りきれた役への挑戦を続けるミュージカル界のプリンス【マリソル ・オム】

出演中のドラマ『極主夫道』でのコミカルな演技にも注目!気になる“彼”をクローズアップ!

 数々の大作ミュージカルに出演し、今年は連続テレビ小説『エール』でノーブルかつお茶目な歌の先生を演じるなど、映像での活躍も目覚ましい古川雄大さん。「友人や知人からたくさん連絡をもらったり、現場では“ミュージックティーチャー”と声をかけてもらったりして、反響の大きさを実感しています。ドラマや映画で幅広く振りきった役をいただいて、とても恵まれているなと思います」

 クセの強い役を自分のものにしてしまう古川さんの魅力を、存分に感じられそうなドラマが10月スタート予定の『極主夫道』。極道から足を洗って主夫になった主人公に、目を光らせる警察官を演じる。「熱心な警察官なのですが、天然なところもあるのでとんでもない早とちりをするんです。そのせいで物語がおかしな方向に進んでいくので、シュールな笑いも楽しんでもらえると思います」“天然”は“ストイック”とともに、仕事仲間が古川さんを語る時のキーワードなのだそう! 「“天然”はウィキペディアにも書いてありますよね(笑)。ギャグで言ったことを本気で受け取られても訂正しないので、そう思われるようになったのかもしれません。ストイックとも言われますが、よく知ってもらえれば意外とふざけたところがあるとわかってもらえると思うので、もっと仲良くなれるよう努力します(笑)」

 忙しい日々の中、「YouTubeでチワワの動画を見るのが癒し」という素顔も。33歳の今、「40代まではたぶんあっという間だから、ひとつひとつの仕事をしっかり頑張りたい」と語る。「女性も男性も一番脂が乗るのは40代だと思っているんです。素敵な年上の女性は器が大きくて怒らない、知的で優しい人というイメージ。自分自身も30代、40代を楽しんで、なんでも許せるような達観した人になるのが理想です」

古川雄大
ジャケット¥398,000・ニット¥116,000・パンツ(参考商品)/ゼニア カスタマーサービス(エルメネジルド ゼニア)



Profile

ふるかわ・ゆうた●1987年、長野県生まれ。『エリザベート』『モーツァルト!』などに出演し、ミュージカル界で活躍。映像作品でも活躍し、今年はドラマ『トップナイフ−天才脳外科医の条件−』『エール』、映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』などに出演。ドラマ『極主夫道』(日本テレビ系)は10月11日スタート

【Marisol11月号2020年】撮影/黒沼 諭(aosora) ヘア&メイク/平山直樹 スタイリスト/森田晃嘉 取材・文/細谷美香

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