先日久しぶりに恋愛小説を手に取りました。
「ワインバー」が舞台、ということでつい惹かれてしまったのですが、
とても面白かったので皆さんにもご紹介したいと思います。
読んだ本は島本理生さんの新刊『2020年の恋人たち』
母の死をきっかけに思いがけず、
ワインバーの経営を引き継ぐことになった主人公、前原葵。
同棲しているのに会話のない恋人、魅力的な年上の既婚者、
若くして訳ありのシングルマザーである義理の妹、
長年連れ添った夫から突然離婚を言い渡された叔母-ー。
変化する日常と関係性、そして新しい出会いを通して、
自分にとって必要なものは何か、人と共に生きる意味とは、
本当の自分に気づいていく物語です。
「ジョハリの窓」という自己理解を促すための
心理学のフレームワークを思い出しました。
自己とは
自分も他人も知っている自分
自分は知っているけれど他人は知らない自分
自分は知らないけれど他人は知っている自分
自分も他人も知らない自分
の4つの側面で成り立っていて、
他者を通して自分を見ないと本当の自分は理解できない、
というものです。
主人公が気づきを得ていくさまを通して、
いつも知らない自分に気づかせてくれる
家族や友人たちにあらためて感謝の気持ちが生まれました。
普段読まないジャンルの本もたまには良いですね。
皆さんのおすすめの本もぜひ教えてください。
最後までお読みいただきありがとうございました❤︎
Hikari
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