そろそろ我が家も旅行でもしたいな~なんて思っていたところだったのに。
ということで家族会議の結果、ひとまず全国のおやつを取り寄せてそれっぽい気分を味わうことが決まった。
第5回目は栃木県。
栃木といったらこのレモンだろう。
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レモンプリン
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それはゼリーではないのか
ひいきにしているアーティストのライブのためだ。
ライブは夜遅くに終わるので、そこから帰宅するのはあまりにも遅い。
したがってホテルに宿泊した。
宇都宮駅前のビジネスホテルだ。
夜遅くにチェックインし、快適に過ごした。
翌朝、宿泊料に含まれるという朝食を食べにレストランに行った。
そこで見慣れぬジュースジャーを発見した。
それが栃木名物と書かれたレモン牛乳との出会いだ。
レモン果汁はいっさい入っていない。
牛乳にもこのプリンにも堂々と「無果汁」と主張している。
甘酸っぱい、ヨーグルトのような味。
後は特に引かないが、まあこれが栃木の名物なんだな、というある種の納得感とともに食べ終わる。
もう少し前には「ツインリンクもてぎ」というサーキットにも行ったことがある。
サーキットを貸切って、ペーパードライバーの私に200キロ以上のフルスピードを出させて急ブレーキを踏む、という良い子は真似しないでくださいの体験をした。妙な体験だが仕事だ。
小雨が降るサーキットはところどころ小さな水たまりがあり、40キロでもおっかなびっくりアクセルを踏むようなペーパードライバーにヘルメットをかぶらせて濡れた路面にアクセルを踏み込んでみろと無茶を言う。
例えて言うならば、初めてスケートをするという人にトリプルアクセルを飛んでみろと言うような無茶な感じだ。
身体を張った仕事であった。
数年経ち、ブログを書いていることが、生きて帰った証しだ。
2回とも名物のみんみんで餃子を食べる機会は逃した。
いつかまた栃木に行くことがあったら、餃子の像の写真を撮ってみんみんで餃子を食べてみたいと思っている。