出来るだけ人と接触せず、でも何か新しい発見や学びのある年末年始にしたいと考えて思いついたこと(正しくは旦那が提案してくれたこと)の一つが、「山手線一周を歩いてみる」でした。
東京駅からスタートし、神田、秋葉原、と反時計回りに一周。よく利用する駅もあれば、降り立ったことさえない駅もある。いつも電車の車窓から見ているだけの景色を実際に歩いてみることで、新たな発見があれば良いなと思ったのです。
何日間かに分けて歩こうと思っていたのですが、気合いで2日間で一周完遂。歩いた総距離およそ52.88km、総歩数76,013歩。なんの修行だったのでしょうか(笑)
-
大塚駅
-
明治神宮北参道入口
-
原宿駅
-
高輪ゲートウェイ駅
-
高輪ゲートウェイ駅 空港のようでとてもカッコ良い
山手線を一周してみて感じたことの1つ目は、東京はスモールビジネスだらけだということ。老舗の小さなお菓子屋さん、ちょっと変わったコンセプトの飲食店や個人商店など。エッジのきいた面白いビジネスをしているお店がたくさんあるのだなと感じました。
去年の秋にアメリカのポートランドを旅したのですが、ポートランドはまさにスモールビジネスだらけの町。東京だって実はそうなんだということに気付かされました。
2つ目は東京の地形を肌で(足で?)感じられるということ。鶯谷は本当に谷なんだなあとか、大崎から品川に向かう道路の抜け感が気持ちよかったり。これは駅と駅の間を歩いてみわからないことでした。
-
品川神社ー海上交通安全を願う神社。その土地の成り立ちが伺える。
今回私は徒歩で一周しましたが、途中で地域の銘菓をテイクアウトして頂いたり、さっとご飯を頂けそうなお店に入りランチをとったりと、ローカルに少しづつ貢献しながら歩くことができ、且つ自分の健康促進にもなったのかなということで満足度の高い2日間を過ごすことができました。
普段はやらないようなことを時間をかけて敢えてやってみる。
ちょっと気になっていた隣町の史跡や建造物を見に行ってみる。
その道中でまた新たなサプライズや楽しみが見つけられるかもしれません。
いつもの日常を少しだけ違った角度から見てみるのもまた面白いなあと思った2日間でした。