特にパンツは数センチの着丈の違いでシルエットが変わってしまうので、ベストの丈のパンツに出会えた時は感動もひとしおです。
ここ数年で、「普通丈」と「丈長め」の2パターンを展開するブランドさんも増えてきて、背が高い族を取り巻く着丈環境は段々よくなってはいる印象です。
常日頃から、着丈長めのパンツはいずこ?と目を光らせている私ですが、2年程前に出会ったBERNARD ZINS(ベルナール・ザンス)のパンツはお気に入りの1つです。
ベルナール・ザンスは1960年代にパンツ専業ブランドとして創業して、その後名だたるブランドのパンツの生産を引き受けていたメーカー。2年前にデ・プレでそのシルエットの綺麗さに心惹かれて1着目と出会いました。
その1着目は少しだけ地厚なウール・ポリウレタン素材のCOLVERTというモデル。ザンスのクラッシックな型の1つのようです。
クラッシックな型に程よくテーパードがかかっているのですが、体のラインをひろいすぎないので、着心地抜群。生地も良し。
ジャケットを羽織ってセットアップスーツのように着たりもしています。
ありがたいのがその着丈。本国で販売されているモデルともしかすると少し着丈は違うのかもしれませんが、デ・プレで販売されていたこの形は股下も80cm程あるので長身さんにも満足の長さです。
2本目が欲しいなと思っていたところ、この冬のセールでまたしてもデ・プレで発見。
購入したのはBROTHERというモデル。COLVERTより少し細身な印象。
こちらはトラベルラインというシリーズのもので、気軽に旅行に持っていけるようにシワが入りにくい素材なのだそうです。
日本での取扱店はまだまだ限られているようですが、素材や型も豊富だそうなので、オフィスでもプライベートでも両方使えるきちんとしたパンツは当分ザンスに頼ることになりそうです。
着丈の長いパンツは残っていることも多いので、セール時期の今が狙いどきですね。