2021年も「withコロナ」の生活はまだまだ続いていますね。頻繁な手指の消毒に、外出時はマスクを常時着用、服や持ち物の除菌も……。1年間この生活をしてきて慣れたような感覚はありますが、やっぱり面倒な気持ちは拭えません!
そこで、便利かつ効果的な対策ができると注目を集めている、太陽から地球に届く紫外線よりもさらに強いとされるUV-C(深紫外線)の高い除菌作用を利用した「除菌アイテム」を試してみます!
今回ピックアップしたのは、【マスク除菌ケース】と【PHONESOAP】の2アイテム。
除菌だけでなく、乾燥させる機能もある【マスク除菌ケース】は、マスクをランチの時などに外して、再度つけるときのモヤっとした気分を解消してくれそう。
密閉した状態で除菌できるボックスタイプの【PHONESOAP】(フォンソープ)は、充電しながらスマホを除菌できるそうで、寝てる間になど普段の生活のなかで効率よく取り入れられるのではと思い、お試ししてみることにしました。
■マスク除菌ケースを携帯して、マスク生活の快適度をあげてみた!
約13cm×13cm角で、厚みが3.6cmのマスク除菌ケース。大きさはそこそこあるように感じますが、仕事用のA4バッグにはすんなり入るし、スリムな四角型なのですっきり収まります。
なにより182gと軽いので、普段の荷物に追加しても苦になりません。
マスク除菌ケース本体に、スタンド、充電用のUSBケーブル、本体にとりつけられるストラップがセットになっています。
マスク除菌ケースをパカっとあけると透明のプラスチックの突起がついた側と、カバーの2つに分かれます。
透明の突起(マスクガイド)のついている白い部分が本体で、除菌効果を発揮するUV-CのLEDライトやファンが搭載されているとのこと。
早速、使用していたマスクを除菌してみました。
カバーの方にマスクを半分に折って入れます。男女兼用の普通サイズのプリーツ型の不織布マスクはスペースに余裕がある状態で収まりました。
これならもう少し縦幅が広くなる立体型のマスクも問題なくセットできそうですね。
もちろん素材も不織布に限らず、紙や布も対応しているそうです。
半分に折ったマスクの間に、透明のマスクガイドを挿入するようにして、カチッとカバーにセットすれば準備完了!
電源ボタンを押して除菌をスタートさせます。
除菌モードと乾燥モード(各10分)があり、好みで選べるようになっています。
仕事のランチ休憩が1時間あるので、今回は除菌&乾燥を連続でできる20分のモードに設定します。
食事中に取り外したマスクは、そのままテーブルに置くのもバッグに入れるのも躊躇してしまいますよね。
除菌ケースに入れてしまえば、ランチをするテーブルの上に置いておいても、おしゃれなガジェット風で周りの目も気になりません。
作動中は乾燥モードのときだけファンの回転する音が聞こえますが、音量は小さめで、近くの席の人に聞こえてしまうことはなさそうなので、気兼ねなく使うことができました!
作動中にストップさせることもできるそうですが、設定した連続モードの20分が経つと自動で電源がOFFになるので、充電を余分に使うことがないのもうれしいですね。
ランチを食べ終わった頃には除菌&乾燥が終了していたので、ケースからマスクを取り出してすぐに装着。
朝からお昼まで数時間つけっ放しで、自分の息などで湿ってしまっていたマスクの内側がサラサラに! 匂いもせず、使っていたマスクをつけなおしたときの嫌な感覚はゼロ!
むしろ不織布マスク特有の素材の匂いもなく、すごくスッキリした気分になりました。
ケースにしまい込まずに、UVCのLEDライトを使えるので、マスク以外のものも除菌できるとのこと。
マスク除菌ケースのカバーを外した状態で付属のスタンドに立てて、ハンカチかぶせてみました。除菌+乾燥の機能は、手洗い後のハンカチにも使えるなと思いました。
一応マスク用として吐息などの湿りを乾かす想定で作られているそうなので、洗濯後の布マスクを乾燥させるほど強力な乾燥機能ではないようです。
ただ、わたしが試したところ、軽く手を拭いてハンカチについた水分は、気にならない程度に乾きました。(※水分を多く含んでいると乾かないようです)
外出先のお手洗いはどこも、コロナ対策でハンドドライヤーは使用不可。わたしの通うオフィスにはペーパータオルが置かれていますが、環境を考えるとゴミは減らしたい。ハンカチやミニタオルを使おうとしましたが、湿ったままのハンカチは雑菌が増えやすいとも聞く……。
マスク除菌ケースの機能を用いて、ハンカチを少しでも快適に使えるようにできるのはうれしいポイントでした。
透明のマスクガイドは取り外し可能。そうすると、UVCライトとしての使用範囲はさらに拡大します!
たとえば、オフィスに置いてるマグカップにライトを照射して除菌。
使用後には洗剤で洗っていますが、出社後にデスク周りを整えるなど仕事の準備をしている間にカップを除菌しておけば、手軽に安心して使える状態に。
付属のスタンドを受け皿のようにして、歯ブラシを置いた上からUVCライトを当てて除菌も! とにかくいろんなものを除菌に活用できます。
説明書によるとゼロから充電完了までには3時間かかるようですが、フル充電しておけば、外出先で電池切れなんてことはなし。今回のお試しで、マスクとハンカチの除菌&乾燥、その他のものの除菌に10回ほど使いましたが、じゅうぶん持ちました。
マスク除菌ケース ¥7,200+税/MEDIK
■PHONESOAPでスマホも、カードも、あれこれ除菌してみた!
アメリカで開発された、スマホを除菌できるグッズが【PHONESOAP】。
測ってみたところ本体のサイズはおおよそ縦13cm×横21.5cmに、厚みが4.5cm。それにACアダプタがついてきます。
こちらは電源に差しながら使うタイプということもあり、持ち歩きよりは自宅に置いておくのがよさそうです。
PHONESOAPをパカっと開けるた状態がこちら(↑)。
土台と蓋部分の両側にUV-Cバルブがついています。これは、スマホを一度に全面除菌ができてよさそうです!
ちなみに、スマホを乗せる土台側はUV-Cのライトの上にガラス台があるので、安定して物を置けます。
コンセントにつなぐ付属のACアダプターの差し込み口だけでなく、USBとUSB-Cのポートもありました!
スマホを充電しながら除菌ができたり、持ち運ぶ際にはモバイルバッテリーに接続して使うこともできるようです。
PHONESOAPの中にスマホを置いて、スマホの充電ケーブルもつなげてセット完了。コンセントを差した状態でケースの蓋を閉じたら、UVCライトがついて除菌が始まります。
ちなみに私のスマホはちょっと古く、iPhone SEなので小さめサイズですが、ケースの内側は約17.3cm×9.5cm、蓋を閉じたときの収納部分の高さは約2cmあるので、iPhoneなら最新の12 Pro Maxでも収まるはず。
超大型の特別なものでない限り、現在流通しているスマホのほとんどは問題なく使えるそうです。
ちなみにわたしはスマホカバーなし派ですが、収まればカバーつきのまま除菌することができるみたいです。これも毎回カバーを外す手間がかからなくていいですね!
除菌中はPHONESOAPのイナズマのマークが青く光っているのが目印。10分経つと自動で除菌が終了し、中のUVCライトがオフに。寝る前にセットして、そのまま放置できて楽ちんです!
もし除菌中に蓋を開けた場合は、その瞬間にライトがオフになる仕様のため、強い光のUVCライトが目に入ってしまう心配がありません。
小さい子どもがいる家でも、安心して置いておけるのもうれしいポイント。
光りが漏れる様子もなく、しっかりしたケース。スマホをこの中に入れっぱなしで就寝しましたが、翌朝しっかりスマホに設定している目覚ましの音で目が覚めました!
音を防がない設計になっているようで、仕事の連絡が入るかもしれない日中でも、時間を考えずに利用できるのも便利です。
PHONESOAPという名前だけあって、スマホの除菌がメインの用途になっていますが、スマホ以外にもケースにおさまるものなら、なんでも除菌が可能!
オフィスでの仕事中は常に首から下げているカードキー。スマホ同様よく触れるものかつ、ストラップも汗ばみやすい首元にかけているので、一緒にPHONESOAPに入れて除菌。
布製のストラップは、気づいたら自分の香水や髪のスタイリング剤の匂いが染み付いていたのですが、除菌後はその匂いもすっきりなくなっていました!
自宅に置いていたので、帰宅したら定期入れと通勤中に使っていたイヤホンをPHONESOAPに入れて除菌。
そんな除菌習慣も、お試しして数日ですんなりルーティーンになりました。
ご時勢的に買い物はできるだけキャッシュレスという人も多いと思いますが、現金をまったく使わないということはまだまだ難しいですよね。
スーパーでもらったお釣りを、毎回アルコール入りのウェットティッシュで拭くなんて手間はかけられませんが、PHONESOAPに入れてしまえば硬貨も除菌ができるとはお手軽すぎます!
家族や職場で周りの人とよく共有するもの、頻繁に触るものなど、ちょっとでも気になったらPHONESOAPに入れて除菌してみようと思える、お手軽さが取り入れやすいなと思いました。
PHONESOAP 9,800円+税/Graspy International
■まとめ:UVCライト除菌で持ち物のスッキリ度がアップ!コロナ後も使い続けたい
今回お試ししてみたアイテム2つは、どちらもUVCライトを使っての除菌。目に見える汚れを落とすわけではないので、素人が効果を測るのは難しい面もありますが、布系の小物は匂いが取れたという点だけでも、気分がスッキリします!
コロナの流行にかかわらず、花粉症の時期につけるマスク、常に触っているスマホなど、気づかぬうちに雑菌が繁殖していると聞きますよね。今の時期だけでなく、日頃から使って身の回りのものを清潔に保つのにどちらも便利だと思いました。
仕事柄、外出が多いから持ち運びたい、家族やオフィスでみんなとシェアしながら使いたいなど、生活スタイルにあわせて選んで、withコロナ生活を乗り切りたいですね!
- WEBエディター MM
- ファッション&ビューティをはじめ、オールジャンルの記事を企画・執筆。エディター業と並行してアパレルのPRとしても働くなかでキャッチした最新トピックスから、アラフォーの日々が快適&楽しくなるモノやサービスをお試ししていきます!