坪田あさみ エディター・ライター
@asamit1201
@sundownertokyoomuretsu
素足だとまだ寒い端境期はおしゃれソックスで乗り切る
いよいよ春のおしゃれ本番!と言いたいところですが、アラフォーにとって“春冷え”は大敵。暖かそうな日でも日陰に入ると肌寒かったり、油断すると足腰が冷えて体調を崩すなんてことも。
かつて12月まで裸足にパンプス、4月にはおニューなサンダルで意気揚々と出かけていた頃が懐かしい・・・。そんな遠い目をしてしまう今日この頃です。
それでも冬のタイツには飽き飽きしているし、見た目的にも春先にタイツや厚手の靴下を履くのはもっさりした印象でテンションが下がりますよね。
「素足が寒いならパンストを履けば?」と言われそうですが、それはちょっと私には無理。若い世代はパンストに抵抗がないらしいですが(むしろ肌がきれいに見えてよいと考えるらしい)、アラフォー世代はどうしても“肌色パンスト=おばちゃん”的イメージが植えつけられているので、冠婚葬祭でもない限りめったに履きません(今となってはパンストに抵抗があること自体がおばちゃんの証しでもあるわけですが、そこはスルーしてください笑)。
そんなパンストに決して頼れない私が愛用するのが「おしゃれソックス」です。
防寒重視なものではなく、おしゃれアイテムとして履く繊細で薄手のもの。カジュアル過ぎず、スニーカーと合わせるよりも、パンプスやバレエシューズと合わせる方がバランスのよいものが好きです。
中でも特にお気に入りなのが1937年創業のイギリスの老舗ソックスブランド「パンセレラ」のもの。薄手のリブソックスが特に好きで、ドゥロワーなどセレクトショップで見つけるとすかさず購入していましたが、先日2021年秋冬の展示会にお邪魔してきました。
▲お邪魔したのは2021年秋冬の展示会でしたが、すぐに使える春夏ソックスも見せていただき即購入(写真は春夏もの)。ベーシックカラーはもちろん、きれい色も使いやすそうで色ち買いしたくなりました。もちろん秋冬のソックスもオーダーしてきました。
私の場合は、ソックスが必要以上に目立つのが嫌なので「靴と馴染む」「全体の着こなしと馴染む」「脚と馴染むこと」の3つを重視して色を選びます。よって購入したのはこの3色。
▲私がショールームで購入した春夏ソックス3色。くすみブルーやラベンダーも素敵で欲しかったのですが足元が目立ってしまいそうで諦めました。白や黒は定番として使いやすいのはもちろんですが、カラー系はやはり馴染ませ系が便利かと思います。結果、遊びのないセレクトになってしまいました(笑)。
春先に重宝する大人のソックスコーディネートがこちら
この3色のソックスをタイプの違う靴と合わせて着用してみましたので以下ご紹介します。
まず冬から引き続き人気のゴツめシューズとのコーディネート。トッズのゴツめローファーは春夏のリネンボトムと合わせたくてブラウンを購入。よって靴と馴染むブラウンのソックスを合わせました。
ポインテッドトゥの黒フラットパンプスには、白ソックスをチョイス(黒でもよいと思います)。靴のサイドがメッシュになっていますが薄手ソックスだから透けて見えても全く違和感がありません。
レオパード柄のスウェードフラットには、ベージュのソックスを。デニムと合わせてもパンセレラのソックスなら決して子供っぽく見えません。
今回はパンセレラのリブソックスをご紹介しましたが、リブタイプは少したるむので(そのたるみが可愛くて好きなのですが)、ピタッとフィットさせて履きたい時はリブなしタイプを着用します。こちらはサードマガジンのロゴソックス。アキレス腱部分にブランドロゴが刺しゅうされていてめちゃくちゃ可愛い。パンプスやサンダルと合わせてもすっきりきれいめに履けるのでこちらもお気に入り。
いかがでしたでしょうか? ソックスがあるだけで足元の間延び感が解消されるし、コンサバな靴もカジュアダウンできます。何よりソックスを1枚履いているだけで暖かさが全く違います(ここ重要)!
いち早く春夏の靴をおろしたい時は、ぜひソックスを取り入れてみてくださいね。