神崎恵さんと小田切ヒロさんのおふたりが、毎号交代で読者のお悩みに答える「大人のカウンセリング室」。鋭くパワフルに、そして愛をもって、あなたの抱える問題、解決しちゃいます!
回答者はこの人! 神崎 恵さん
お悩み:「メガネ美人になるには、どうすればいい?」
目ヂカラを強くしたくて、ラインを以前より濃くしてみたり、マスカラを多めにしてみたりと、いろいろ工夫はしているものの、逆に怖い顔になってしまって、なかなかうまくいきません。そうなってくると、そもそも今かけているメガネが自分の顔に似合っているのかもわからなくなってきて……。
メガネ姿も素敵な神崎さんに、メガネの目もとに映えるアイメイクのコツや自分に似合うメガネの選び方を教えていただきたく。今後、老眼のことなども考えると、メガネとの付き合いって案外長くなりそうだし、ぜひお願いします!
(39歳・パート・既婚・子供なし)
■神崎恵さんの回答:メガネもファッションの一部と考え、“あえてのメガネ”を強調
どちらのタイプのフレームを選ぶにしても、眉はちゃんと描くのが基本。眉がきちんとしていないと、メガネに負けて、すっぴん感が目立つからです。眉色は自由ですが、骨格に合わせて太すぎず、アーチすぎずの形に。細いフレームの時は、アイカラーに色をきかせても、まつ毛に存在感を出しても、あるいはその両方でもと自由。私はよく、山吹色、赤など派手な色のアイカラーと細いフレームをコーディネートしています。また今はマスクが必須な状況ですけど、赤、オレンジ、ショッキングピンクといった濃い色のリップを太いフレームの日につけるのもアリ。デニムなどと合わせれば、個性的なおしゃれが演出できます。
メガネの選び方で大切なのは、ファッションの一部として楽しんで、「仕方なくかけている」と思わせないこと。目が悪いからメガネではなく、“あえてのメガネ”を強調するんです。そうでないと、疲れた印象につながってしまいかねません。
フレームは太さのほかに素材も大事。シルバーはサラッと軽くて、ハンサムな雰囲気。ゴールドは女性らしい華やかさが。セルフレームはモード風。黒やべっ甲はデニムと合わせてカジュアルにつけこなすと、こなれて見えます。形はスクエアならカチッと、丸みが出るほど柔らかく見えますが、顔型とのバランスが肝心。一般的には丸顔なら少しだけシャープな形、というように、顔型とほどよい“ズレ”があるほうが素敵に見えるようです。
私はメガネを買う時、自分が好きなものを2本、お店の人が似合うと思うものを何本かセレクトしてもらって、全身が映る鏡の前で選びます。メガネこそ試着命、そしてプロフェッショナルのアドバイスを聞くことをおすすめします。そうそう、レンズはケチらないで。レンズの価格によって、厚さが違ってくるので、目が大きく見えたり、小さく見えたりするからです。また、全体の印象をしっくりなじませるには、帽子と同じでかけ慣れること、見慣れることが一番です。
私は視力は悪くなかったけど、中学生のころからメガネが大好きで、今も10本くらい持っています。とにかく違う自分になれるのが楽しいし、顔の印象をつくるのにも役立ちます。毎日、同じメガネで過ごすのはつまらない。遊び心でトライしてみてくださいね。
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