美しいものに触れる機会が減ると心もすり減る・・と感じる、今日この頃です。
そんな中で、密を避けてゆったりと展示を見ることが出来る、東京駅の駅舎内にある穴場スポットをご紹介いたします。
東京ステーションギャラリー。
JR東京駅の丸の内北口改札を出ると、すぐ右手に美術館の入り口があります。
まさかこんなところに、という立地なので、まだ行かれたことが無い方も多いのではないでしょうか。
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JR東京駅丸の内北口改札を出ると
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すぐ右手に美術館入り口があります
「派手さはないけれど、心にぐぐっと響きます!」のキャッチコピー通り、風景や人物の端正な描写が、穏やかでしみじみと絵を見る喜びを感じさせてくれます。
明るい色彩と柔らかい筆致による穏やかな作風の油彩画、繊細な光の状態や微妙な色調の変化を巧みにとらえた透明感溢れる水彩画、シンプルな題材を限られた色数で的確に表現した木版画。
心に響くものがあり、珍しくポストカードも購入しました。
辰野金吾設計で1914年に創建された、重要文化財である東京駅丸の内駅舎の中にあるので、東京駅の歴史を体現するレンガ壁を間近に見ることが出来ます。
特に、展示を3階から階下に下ってみていく際に利用する、美しい螺旋階段と花が連なるような照明は必見です。
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螺旋階段
中はとても広々としているのですが、私はあいにくの悪天候の日にふらっと訪問したこともあり、入館から退館までに、10人もすれ違いませんでした。
同じ丸の内地区にある、三菱一号館美術館と比べると、穴場スポットだけに、かなりゆったりと絵画を楽しむことが出来ましたので、おすすめです。
本日は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
(画像からリンク)