あの熱狂は夢だったんじゃないかと思ってしまうけれど、
いやいやどうして、日本ラグビー界は夢から醒めやらずなのだ。
世界中のスター選手がどんぶらこっこと
日本に出稼ぎ……もとい、移籍してきたからー!
NZオールブラックスのスター選手、ボーデン・バレットが
鳥井さんとこの子になるというニュースには
W杯開催国ってすんげえんだな!
と、驚きと喜びを隠せませんでした。
サントリー・サンゴリアスの試合を生で観ないと!!!
と息巻いたのですが、同じ考えの人が何千人もいるうえに、
感染症対策で客席数を半分以下に減らしているので、
チケット事前抽選はまあ当たらないし、
一般発売日にゃ、数秒で完売という始末。
ようやく一番安いB席をゲットし、意気揚々と秩父宮ラグビー場に出かけてきました。
これが、隣の知らない人に密着することもないし、
前の人を蹴ってしまうこともないし、空席に荷物も置けるし、
とんでもなくストレスフリー!!
コロナが終息しても、座席はこのままがいいなぁ。
生ボーデンは、もう、なんと言うか……(胸いっぱい)
ピッチから一番遠い席なので、
選手なんて全員豆粒サイズなのに
ボーデンはなぜか光り輝いているから、
容易に見分けがつくんですわ……。
まさにスターなんだなあ……みつを。
この日は妹と一緒に行ったのですが、
W杯当時、ボーデンかっこいいを連呼してたわたしに
奴は
「あんまりボーデンボーデン言ってるの、みっともないし、引く」
とかのたまってたんですね。
その妹がですよ、
生ボーデンを目にした途端ですよ、
「ボーデンって際立ってかっこいいな」
とか
「ボーデンって脚めっちゃ速いな」
とか
「ボーデンってラグビーめっちゃうまいな」
とか言って、
双眼鏡を目から放さないわけですよ。
180度の変わり身にドン引いたよ、あたしゃ。
誰が誰に言ってるんよ。
クボタが同点に追いついたけれど、
試合終了3分前にボーデンがトライを決めて、
サントリーの勝利となりました。
ギャラ分しっかり働くぜ、ボーデン!
ボーデンは颯爽と退場していきました……。
しかも東京での試合数は限られるため
わたしは生ボーデンを拝める機会がもう1回あるかどうか……
ですが、みなさんのお近くにボーデンが来たら
ぜひ観に行って、圧倒的なかっこよさを
直に浴びてみてほしい!
寿命が延びること、間違いなしです。
合掌。