![愛犬 イラスト](https://image-hp.hpplus.jp/q=85,f=webp:auto/org/32/3220c48a29ec12b1329d44ce943366f0_640x640_w.jpg)
先日17歳と4ヶ月で虹の橋(※1)を
渡りました。
ミニチュアシュナウザーだったのですが
平均的な寿命は13歳前後なので17歳は
天寿を全うしたと思います。
作者不明なのですが
【Rainbow Bridge】という詩があり
ペットの飼い主さん達の間で
語り継がれています。
そのため、亡くなると虹の橋を渡る。
虹組さん。などと言います。
![シニア犬 介護](https://image-hp.hpplus.jp/q=85,f=webp:auto/org/7b/7b3cc120337c823ccc360ec736bb314a_640x644_h.jpg)
犬を家族に迎え、不慮の事故で亡くなり
家族がペットロスになった際
スーパーの貼り紙で出会ったのが
ニコルさんでした。
飼い主さんから引き取った時の
まだ6ヶ月くらいの仔犬は
ぬいぐるみのようにむくむくで。
家族全員メロメロ。
それから月日が経ち
一人暮らしから実家へ戻り
結婚するまでの8年
仲良く過ごしました。
時には、恋愛の相談をのってもらったり。
悔しい事があった時には、夜中でも
海の散歩に付き合ってもらったり。
本当に兄弟のようにすごしました。
結婚し、実家を離れても帰るたびに
全身で喜びを表現してくれる姿は
本当に可愛かったです。
![犬用オムツ 赤ちゃん用オムツ代用](https://image-hp.hpplus.jp/q=85,f=webp:auto/org/5d/5d1efd66b9cb39a9bb749420d0fb223b_640x640_w.jpg)
父が家には戻れない状況だったので
ニコルさんを、我が家に迎える事にしたのですが、その時には15歳。
散歩には行きたがらず、ずっと寝ている。
トイレは外派だったのに、出来なく
なっていて名前を呼んでも
あまり反応しない。
シニア犬なので、当たり前なのですが
受け入れるまで、中々の時間が
かかりました。
オムツをしたり、ハーネスで
お散歩に行ったり。
病院の先生にも、沢山相談に
乗って頂きました。
![犬用介護用品 リラクッション](https://image-hp.hpplus.jp/q=85,f=webp:auto/org/48/48462f39634bac33346e729bc6a1c155_640x640_w.jpg)
迎えたころから
脳幹の疾患による前庭疾患でグルグル
徘徊が始まり段々とたてなくなり、
寝たきりになってしまいました。
ご飯だけは、立って食べさせてあげたいと
犬用のリラクッションという
介護用のクッションを購入し
お水は2時間おきに抱えて
飲ませてあげたり。
床ずれにならないように、体位を
こまめにかえたり。
おむつを替えて欲しい時に、
甘えた声をだしたり
目はみえていたので、姿を
追ったりする姿は
仔犬の時にはない、シニア犬の
愛おしさがたまらなかったです。
今まで、家族を癒してくれたので
今度は私たちが彼を癒してあげる番。
色々と工夫をしたり
SNSでハイシニア犬をお世話している方に聞いたりと、お互いにストレスに
ならないよう努めました。
![シュナウザー17歳 ハイシニア犬](https://image-hp.hpplus.jp/q=85,f=webp:auto/org/fc/fc028517da80576c3b719da3a3596826_640x854_h.jpg)
癒しをくれた彼とも、ついにお別れの
時を迎えました。
いつかは来るお別れの時。
そう遠くはないと分かってはいても
いざ直面すると、自分はちゃんと
お世話できただろうか?と
沈思黙考を繰り返してしまいました。
言葉が話せない家族の延命治療は
人間のエゴ。という考えも分かるし
1分でも長く一緒に過ごしたいと思う。
それぞれの家族で考え方があるので
一概にこれが良い。とは言えないのも
分かります。
![シニア犬 介護](https://image-hp.hpplus.jp/q=85,f=webp:auto/org/65/657c6f7a5281e0cabf565abdd455d207_640x640_w.jpg)
それなりな年月が経った時には
家族で、何かあったときにどうするのか。を是非、話し合ってほしいと思いました。
かかりつけの先生にも相談に
乗っていただくのも
いざという時に、前もって話していれば
家族の考えを汲み取って下さると
思います。
![ペットの介護](https://image-hp.hpplus.jp/q=85,f=webp:auto/org/ba/bac6cb62c217686d0e0c776b08011b4e_640x640_w.jpg)
沢山ありましたが
お世話をさせてくれて、ありがとう。と
今は言えます。本当に幸せでした。
沢山の幸せを運んでくれた彼には感謝しかありません。
現在、飼っていらっしゃる方は、
その時が来た時に悔いが残らないように。
これから迎え入れようと
考えている方は、介護までの長い
スパンを見据えて
最期を是非、考えてみて下さい。
![シニア犬 シュナウザー](https://image-hp.hpplus.jp/q=85,f=webp:auto/org/ca/caf7cdfa0391344c1b035c544ad6977e_640x640_w.jpg)