やっぱり白い肌の女には誰も敵わない

2017年4月22日
本誌で好評連載中の、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんから悩める40歳へおくる、美と人生への処方箋。今回は、“美白”について

今再び、白い肌の 価値が高まっている

 以前、まさに雪のように白い肌の女性を見たことがある。あまりに美しくて、我を忘れて立ち止まり、しばし眺めてしまった。女の肌は、時に景色のように足を止めさせ、目を見張らせ、うっとりさせる。人として美しいかどうかという次元を超えて、もっとも尊い美しさとして人を感動させることができるのだ。それってすごいことだと思わないか?
 かつて欧米には、むしろゴージャスに肌を焼くことがひとつのステータスになった時代もあったけど、今再び白い肌の価値が高まっているのは、白い肌が女性美における〝ひとつの普遍〟であることを物語る。もちろん人種の問題は別として。
 そもそも欧米の長い歴史において、肌の白さは富と地位と高貴さの証だった。貴族たちは白さを競うように肌を白い粉で真っ白にした。今で言う美白のような特性のマスクでのお手入れが、貴族の間で流行ったりもした。白人にとっても白い肌は究極で、もっと白くなりたいと願ったのである。「白雪姫」の物語も、ドイツに伝わる古い伝説から生まれたものと言われるが、それが本当に雪のように白い美しい肌の娘に対し、継母が激しく嫉妬の炎を燃やし、この娘が21歳の若さで亡くなったことが始まりらしい。女の白い肌は、そこまで同性を動揺させるパワーを持っていたとも言える。

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