みなさまいかがおすごしでしょうか?
世界を来させればいいじゃない。
ところで今ならウィーンのホテル・ザッハーが
送料無料キャンペーンを実施中よ」
遠くオーストリアはウィーンより
「オリジナル・ザッハトルテ」のお取り寄せにチャレンジしました。
ホテル・ザッハーこそ、元祖中の元祖。
1832年に、当時のオーストリア宰相メッテルニヒに
晩さん会のためのデザート作りを命じられた厨房にて
若干16歳の見習いだったフランツ・ザッハーが開発したケーキが、その始まりといわれています。
その後、いろいろあって(割愛)、
ザッハー vs. デメルの「どっちが元祖だ裁判(7年間続いたので別名「甘い七年戦争」)が起こるのですが、
これに勝ったのがザッハー。
その結果、世界中どこでも誰でも「ザッハトルテ」を売ることはできても
“元祖”を意味する「オリジナル・ザッハトルテ」を名乗れるのは、
唯一ホテル・ザッハーのみとなりました。
広く海外展開しているデメルとは異なり、
ホテル・ザッハーのザッハトルテは基本的にオーストリアに行くか
高い送料を払ってホテルから直接通販で取り寄せるかしか、食べる方法が無いんです。
なので、日本で食べることははなから諦めていたのですが
全世界送料無料キャンペーン中なんですのよー!!
日本はもちろんのこと、地球の裏側(オーストリアからだと南太平洋あたり?)でも
送料無料で送ってくれるそうです。
すごい太っ腹企画!!
とりあえず見てほしい。さすが芸術の都ウィーン。)
いちばん大きいものでも60ユーロに満たないので
わたしはコーヒー豆を一緒に買いました。
紅茶やホットチョコ、マグネットやレシピ本、マスコットなども売ってます。
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缶も美しいコーヒー豆。
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傘が素敵でしばらく悩んだ。
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ザッハトルテ型のマグネット可愛い。
月曜と木曜の週2日しか発送作業してないそうなので
注文のタイミングもありますが、
最長でも7日~10日くらいで到着するみたいです。
ザッハトルテを食べるときは、本場と同様
無糖ホイップクリームが欠かせません。
ザッハトルテとクリームの割合が1:1くらいが
甘さが和らいでちょうどよい。
まずチョコレートのほろ苦さを感じ、
一拍置いてアンズジャムの爽やかな甘酸っぱさが
舌を刺激します。
それだけだと、なんというか、露骨な味なのですが
ここでホイップクリームが全体をまったりとまとめてくれるのです。
う~ん、これぞ三位一体。
濃いめに淹れた熱々のブラックコーヒーが
合うの合わねえのって。
熟成による味の変化も、楽しみの一つなのだそう。
我がザッハトルテもこの例に漏れず、
一日一日ごとに生地やジャムが落ち着いてきて
味が深まっていきます。
最初はアンズジャムのやや尖った酸味を感じたのですが、
到着から一週間が経った今朝食べてみると
酸味はだいぶ抜け、芳醇さが増してました。
(ちなみに賞味期限は製造後18日間)
ホールケーキとしては少し高めですが
ケーキにあるまじき重さと密度なので
むしろお得な気がします。
なんていったって送料無料で
ホテル・ザッハーのザッハトルテが入手できるのは
たぶんこれが最初で最後のチャンス。
6月8日までの期間限定なので、
ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか?