坪田あさみ エディター・ライター
@asamit1201
@sundownertokyoomuretsu
再び「黒」ブーム到来。周りはみんな黒!
ニュアンスカラーの流行や、黒だときつい印象に見えるという年齢的なこともあり、大好きな色にも関わらず、ここ数年それほど積極的に黒を取り入れていませんでした。
でもまた最近少しずつ黒回帰しています。そして周りもモノトーンにはまっている人が多く、撮影などでスタッフが集まると、黒白を中心としたモノトーンな着こなしばっかりなんてこともよくある話。
黒はモダンでおしゃれに見えますし、コーディネートも簡単で何も考えずともとりあえず形になる。また着やせして見えるとあって、みんなが黒に頼るのは当然ですね。
私も先日改めてワードローブを整理してみたら、意識していなかったけれど新たに黒が何枚か加わっていました。ということで今回はNEWな黒アイテムを使ったモノトーンコーディネートをご紹介します。
黒を主役に使ったコーディネートいろいろ
まずはカオスのニットパンツ。これが本当に便利で楽チンで今っぽく、今季もっとも履いているアイムかもしれません。素材にシルクが入っているので表面がなめらかで、よくあるカジュアルなニットパンツよりも高級感がありしゃれたムードで着こなせます。
ちなみに私はもともとレギンスが好きで、いろんな色と素材で多数持っていたのですが、最近はレギンスだけだと完全にボトムを履き忘れた人みたいに見えてしまうので封印していました。それでもレギンスの履き心地のよさと下半身をすっきり見せたいスタイルの時に、このパンツが大活躍。履き心地はレギンス感覚ながら、脚にフィットしすぎないからちゃんと外出もできるボトム感があるんです。
今年ならざっくりとしたオーバーシルエットのCPOシャツを合わせて、力の抜けたリラックス感が漂うモノトーンな着こなしが気分です。足元はスライダーサンダルで力の抜けたムードにするのがポイントです。
お次はオールブラックな着こなし。暑い夏の日に何も考えずにできて涼しいワンツーコーデです。ユニクロの+JのコットンTシャツに、ストレートシルエットのリネンスカートを合わせただけですが、ポイントは異なる素材を組み合わせること。オールブラックでもおしゃれなニュアンスが出ます。
足元は今年らしいトングの厚底サンダルを合わせてオールブラックでも地味にならないよう意識しました。また肩にかけたカーディガンもポイント。上半身に立体感を出すことで、黒がのっぺりと見えないようにしています。カーディガンで色を足してもいいですが、今年らしさを意識するなら色数を増やさず、黒か白で統一する方が今らしさにつながります。
夏の黒コーデは重く見えて暑苦しいのでは?と心配される方には、今年大ヒット中の透け素材を使った黒アイテムはいかがですか?
去年の夏から透け素材は人気ですが、今年は本格的にブレイク中。昨年ミリタリージャケット風の透け素材の羽織りがめちゃくちゃ便利で活躍したので、今年は黒の透けシャツを投入してみました。
ストンとしたシルエットのまま着てもいいし、写真のように付属のリボンベルトでブラウジングしてブラウス風に着てもいい。キャミソールの上に着ているので、重ね着ながら涼しげに見えます。ワンツーコディネートが多くなりがちな夏は透け素材を使ったレイヤードにするとマンネリ感も回避できます。
このスタイルの場合、スカートの柄もモノトーンなので、モダンさはありつつも、メリハリのある華やかさが演出できます。
透けシャツをパンツに合わせたオールブラックコーディネートがこちら。シャツにはベルトなしでパンツと合わせると印象がかなり変わります。黒パンツではなくブラックデニムなどと合わせてもよいとかと思います。
Tシャツ&デニムだとカジュアルすぎてアラフォーには難しく感じてしまいますが、このぐらい透けている主役感のあるシャツが一枚あると、ワンツーコーディネートもおしゃれに決まるのではないかと思います。
スカートでのオールブラックコーデがこちら。トップスはコンパクトに、スカートにボリュームを出した大好きなバランスです。こちらは足もとのみピンクでアクセントにしています。足もとに色を効かせるだけで黒でも地味にならず、強いピンクも大人っぽく楽しめます。
いかがでしたでしょうか? もともと大好きな黒をちょっと前まで苦手に感じていたのですが、素材の選び方を少し変えるだけでコーディネートに変化をつけることができ、また違った魅力で取り入れやすくなりました。黒は夏のトレンドでもありますし便利な色なのでしばらく離れていた人もぜひ挑戦してみてくださいね。
今回も読んでくださりありがとうございました。