「ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です」のイ・ジェフンさん演じるチョ・サングは、服役後、甥でアスペルガー症候群の青年ハン・グルの後見人に指名される。ハン・グルを演じるのは、「愛の不時着」第五中隊の末っ子タン・ジュンサンさん。ふたりで”最後の引越し”を通じて伝えられなかった故人の思いを届ける遺品整理士の仕事をすることに…。全く違う世界に住んでいたふたりが向き合い、心の傷を癒していきます。ジェフンさんも「シナリオを読みながらずっと涙した。各エピソード、主人公たちが大切に思えた」とコメント、ジェフンさんとジュンサンさんの熱演に予告編映像ですら涙腺崩壊でした。ジュンサンさんはミュージカルの子役スター出身だそうで、繊細な演技が心を掴んで離しません。カメオで「サバイバー:60日間の大統領」のチ・ジニさんや、このコラムにも登場してくれた「偶然見つけたハル」「ドドソソララソ」の注目の若手イ・ジェウクさんも魅力を発揮、「空から降る一億の星」「青春の記録」のクォン・スヒョンさん、「誰もいない」のアン・ジホさん、OST(オリジナル・サウンド・トラック)でもお馴染みの歌手のケビン・オさんが登場するエピソードも。愛らしくてお気に入りの映画、イ・レさんの『犬どろぼう完全計画』のキム・ソンホ監督、「エンジェルアイズ」のユン・ジリョン脚本家がタッグを組んだこの作品に、久しぶりにどっぷり泣かされました。