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例年より日射しを浴びていないのにシミが濃くなり、くすむのはなぜ?【トラブル別「コロナ禍美白」】

1年以上に及ぶマスク生活で、肌がずっと不調のままという人も多いはず。その影響はシミ、くすみ、肌の色の悪さに。気持ちまでダウンさせるその肌不調、去年までとはひと味違う、至れり尽くせりの新美白コスメが解決します!


☆教えてくれたのは・・・

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    内科医・皮膚科医・友利 新先生
    美容クリニックでシミ治療に当たり、美白スキンケアの重要性も提唱。最新刊『読む 友利新チャンネル』(飛鳥新社)も好評

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    トータルビューティアドバイザー・水井真理子さん
    たくさんの人の肌を見てきた豊富な経験を生かし、多くのメディアでスキンケア指南。美白コスメの「効かせる」使いこなし術が評判

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    副編集長S谷
    無類のコスメ好き。日日マリソル読者の美容の悩みに耳を傾ける



■美白3賢者が緊急レクチャー

例年より日射しを浴びていないのにシミが濃くなり、くすむのはなぜ?

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一日中家にこもっていても、自然光がある部屋では紫外線が肌をむしばむ。PC、スマホからのブルーライトもシミ、くすみの原因に

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実に8 割以上のマリソル読者が、くすみなど肌の色の変化を感じているという現状。できればクリアで健康的な肌に見られたいもの。

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リゾートに出かけてもいないのに、半数以上がシミが濃くなったと実感。コロナ生活の、意外なシミへの影響を裏づけ。

コロナ禍美白1_4

くすみ・シミが2 位と、マスク摩擦、マスクストレスの影響。1 位の吹き出ものも、色素沈着によるシミ化に要注意。



マスク生活の今こそ美白ケアはマスト!

S谷 ずっと外出も少ないし、マスクしていると、とりあえずシミが隠れて、下半顔は日射しを遮るし、美白ケアは必要? という読者のかたの声を聞きます。

友利 いいえ、コロナ禍が長戦となった今こそ美白は必要で すよ。この1年、おうち時間が増えたぶん、多くの女性がUVケアをあまりしてこなかったでしょう? 窓越しの紫外線や近所への買い物など、ちょっとした日射しの蓄積が、今シミやくすみとなって現れているんです。

水井 マスク着用による摩擦もシミ、くすみに大きく影響していますよね。特に、頰の高いところのシミや肝斑が濃くなりがち。それと、マスク内で発生したニキビが、色素沈着してシミになってしまうケースも。

S谷 働くマリソル読者にとって慣れないリモート生活や、旅行やレジャーが制限されているストレスも、顔色やくすみに影響しているかもしれないですね。

水井 マスクでこすれるのがイヤで、表情が固まってしまったことも肌の明るさに影響。笑顔が減り、表情筋が衰えたことでめぐりがダウン。血色感、透明感が失われてしまったんです。頰の位置が下がってできたほうれい線の影も、肌を暗く見せていますよね……。

新美白なら、コロナ落ちした肌の立て直しが可能

友利 紫外線の影響、ストレス、マスク内の環境の悪さで、コロナ前に比べると、肌のバリア機能は確実に落ちているんです。その主な原因は、肌内部で起こっている炎症と酸化。これを食い止めるためには、やはり日々のスキンケアが重要で、美白ケアが頼りになるんです。

S谷 今年の美白コスメには、炎症ケアや抗酸化成分が配合されたものがとても多いです。肌を健やかにするヘルシー美白!

水井 しっかり保湿もしてくれて、バリア機能を立て直してくれる、総合力の高い美白コスメがそろっています♡

友利 シミのためだけではなく、健康的な肌への立て直しのためにも、今こそ美白アイテムをぜひ取り入れてほしいですね。



■マスクによるシミ、くすみトラブル別「コロナ禍美白」最前線

「コロナ禍の今こそ」と各社入魂の美白が勢ぞろい。
「マスクトラブル視点」で選ぶと、自分にぴったりのものが見えてくる!


マスクトラブル①

摩擦ジミ&こすれぐすみ

マスクが当たる頰の高い位置、ウイルスが 入らないようにと押さえがちな鼻すじは、新たなシミの多発地帯に。話すたびにマスクがこすれ、濃くなったシミやくすみにも。


クッション保湿美白で「こすらせない」!

美白コスメは保湿力が今ひとつ? の思い込みを覆すうるおし上手な2品。キメの隅々まで行き渡ったうるおいがクッションとなり、マスク内で表情が動いても刺激レス。

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(右)なめらかな美白乳液でフカフカのクッション肌に
乾燥でやせた肌が、うるおいで立ち上がり、摩擦に負けない肌に。トワニー  ブライトニングエマルジョンⅡ(医薬部外品)100㎖¥6,600/カネボウ化粧品 

(左)うるおいでがっちりガード。マスク摩擦を寄せつけない
ジェルっぽいモチモチのテクスチャー。うれしいくらいの透明肌に。パーフェクショニスト プロ ブライト セラム N 30㎖¥11,000/エスティ ローダー



鎮静美白でザワつく肌をチルアウト

1年以上にわたるマスク装着で、マスクに常に 触れている部分の肌は常に炎症状態。これを鎮めて平和な肌にすることで、新たなシミ誕生や居座りジミの悪化を阻止! 

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(右)マスクジミはもちろん、消えなかったシミまで明るく
人気製品の8 代目。ダブルで配合された美白成分のうち、m-トラネキサム酸は炎症を鎮める効果も抜群。HAKU メラノフォーカスZ(医薬部外品)45g¥11,000/資生堂

(中)こびりついたこすれぐすみをキレイにお掃除
1 年でたまった摩擦ジミ、マスクストレスによるにごりを、大掃除したようにクリアな肌に。ホワイトショット CXS(医薬部外品)25㎖¥16,500/ポーラ 

(左)「マスク内熱帯」による皮脂ぐすみもケア
過剰な皮脂がもたらす肌の透明感低下を阻止。つけるだけで肌がスッと落ち着く。スノー アルティメット エッセンス オブ  ライト(医薬部外品)30㎖¥17,600/パルファン・クリスチャン・ディオール

【Marisol 5月号2021年掲載】撮影/ケビン・チャン(物) 藤澤由加(水井さん) ヘア&メイク/杉山えみ(水井さん) スタイリスト/山本瑶奈(物) イラストレーション/ユリコフ・カワヒロ(MABL) 小迎裕美子 構成・文/小田ユイコ

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