自分の肌悩みは結局なんなのか、わかりません【40代のエロスとヘルス 神崎恵×小田切ヒロ 大人のカウンセリング室】

在宅勤務でスキンケアに力を入れる人が多い今日このごろ、今回の「大人のカウンセリング室」もお手入れに関する相談です。今月の当番、小田切ヒロさんがスパッと解決!

「親身な回答がしみる」と評判の「大人のカウンセリング室」。神崎恵さんと小田切ヒロさんのおふたりが、交代で読者のお悩みに答えます。自分の方向性に迷ってる人も、そうでない人もぜひ読んでみて!


お悩み:「自分の肌悩みは結局なんなのか、わかりません」

 2年ほど前からいよいよ本格的に肌の衰えを感じるようになりました。でもまだ挽回できるはず! とスキンケアに以前よりも力を入れているのですが、最近、ケアアイテムをどう選んでいいか、わからなくなってきて困っています。というのも、シミ、パサつき、毛穴の黒ずみ、そして顔がなんとなくダラーンと締まりがないこと……と気になる悩みがたくさんあって。シミなら美白だし、パサつきなら保湿だし、締まりのなさならエイジングケアだし、とそれぞれ対応する化粧品も違うため、毎日のお手入れのいわゆる〝スタメン選手〞が見つけられません。お金が余るほどあるわけではないので、いろいろなものをそろえるのが無理だとすれば、やはりどこかに焦点を当てて、肌悩みをケアしたいのですが、どこにフォーカスして選べばいいのかわからないのです。どうすればいいでしょうか?
(44歳・医療専門職・既婚・子供なし)
回答者はこの人!小田切ヒロさん

回答者はこの人!小田切ヒロさん

ヘア&メイクアップアーティスト。LA DONNA所属。メイクの美しさはもちろん、小顔テクニックにも定評あり。『すべてを手に入れた女には3つの顔がある:愛・名声・美貌…女の人生攻略メイク術』(小学館)など、著書も好評!

■小田切ヒロさんの回答:「悩みが多くある人は、“フォルム”ケアからスタート」

 肌悩みが何かがわからない。とはいえ、シワ、シミ、たるみなど、何が気になっているかはわかりますよね。スキンケアにかけられるお金が限られている場合は、トラブルの中で一番気になるものにまずアプローチするというのが、一般的な方法です。ただ、どれも同じくらい気になるなら、最初に“フォルム”をケアしてみては。シミや色ムラはメイクで隠すこともできるけれど、顔全体が肥大して、ゆるんできたのをタイトに見せるのは至難のワザだから。
 また、アラフォーは、“遠目で見てキレイ”を目ざすべき。みんな小さなシミやちりめんジワを心配しますが、細かいトラブルはご愛嬌。あったほうがむしろ人間らしいと考えて、鏡の前から2歩下がって見た時に目立つエイジングサインからアプローチ。フェイスライン、長いシワやほうれい線、大きなシミ……なかでも、一度くずれると直しにくい、フォルムを第一に。フォルムが整っていると、若々しく感じられるのはもちろん、眉、チーク、リップといったメイクのトレンドも取り入れやすくなるんです。
 具体的なお手入れ方法としては、エイジングケア美容液を。総合エイジングケア美容液もいいけれど、20代ならともかく、アラフォーだと効果が目に見えづらいことも。本気で改善したいなら、“たるみケア用”というようにピンポイントで目的を絞ったものがおすすめです。
 この年代は代謝が落ちてくるので、体全体のめぐりをアップさせて、美容液が効きやすい肌にすることも大切。そのためには、こまめに水分補給。1日1.5〜2ℓは飲むようにしましょう。コーヒーなども水分ととらえがちですが、めぐりのことを考えるなら、シンプルな水だけを“水”とカウントします。また、おうち時間が増えて、運動不足になっていると思うので、全身のめぐり改善に散歩などをするのもアリ。それからマスクの影響で耳まわりが凝って、リンパが滞って、顔がむくんでいる人も増えているよう。耳たぶをつまんで回したり、耳のつけ根の上、後ろの頭皮から首にかけてマッサージしてみて。
 そして即効的にフォルムを引き締めるには、メイクの力を借りる。輪郭をローライトで暗くして締める方法もあるけど、顔の高い部分をハイライトで明るくしたほうが、夕方、メイクがくずれてきた時にキレイです。肌全体をセミマットに仕上げ、明るめ色のスティックコンシーラーを、Tゾーンと目の下の三角ゾーン、小鼻の横に入れる。それだけでも顔が中高になって、メリハリが出ます。フォルムを補整すると、パーツも映えて、例えばイヤだと思っていた“タレ目”だって包容力や優しさに感じられて、個性のひとつになるんです。
 優先順位をつけたケアとメイクをマスターして、全体の印象を美しく。アラフォーならぜひ実行を!

■美の処方箋:まず攻略すべきフォルムのゆるみに引き締め美容液

〜 クラランスのリフトケア 〜

「フェイスラインの引き締めに効果が感じられるので、気に入っています」(小田切さん)。アジア人女性のために開発された、リフト美容液。シバムギなどの植物成分がハリと輝きを与え、むくみもすっきり。キュッと締まる感覚の虜とりこになると、人気を集めるベストセラー。乳液っぽい柔らかいテクスチャーも癒される。

【用法】

1日2回

クラランスのリフトケア
V コントア セラム 50g¥10,010/クラランス
【Mariol6月号2021年掲載】撮影/八木 淳(SIGNO/人物) 取材・文/入江信子 構成/原 千乃

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